Amazonが1980円で容量500MBの通信が可能な売り切り型のSIMを販売すると日経が報じています。回線は日本通信(bmobile)を使用するようです。通信速度などはわかりませんが、LTEに言及しているのでそういうことなんでしょう。月内にもAmazonで発売開始ということですが、もう28日だし、さすがにそれは無いんじゃないかなぁ?
また、この報道についてb-mobile側は「当社が発表したものではありません」という声明を出しています(株主向け?)。
AmazonがSIMを販売するということは、まず間違いなくKindleでの使用を想定してのことだと思います。Kindleの3Gモデルは契約不要かつ無料で3G接続を使うことができるのですが、通信速度は決して早くはありません。通信速度が早くても、Kindle自身の処理速度・描画速度が追いつかないので意味はないのですが、Android タブレットであるKindle FireであればLTEの高速回線を活かせる可能性はあります。ただ、Kindle Fireは3G非対応なんですけどね。KindleについてもSIMスロットがないので別途SIMカードを用意しても意味がありません。
こうやって考えていくと、Amazonが日本向けにSIMスロットのあるKindleを出すのでもない限り、販売するメリットはないんじゃないのかなぁ?そもそもがガジェット系では外しまくってる日経の記事なので信ぴょう性も微妙です。SIM販売とあわせて海外SIMフリー端末の技適申請をAmazonがやるっていうのなら嬉しいのだけど……。
記事が本当なら2〜3日中に正式発表があるはずなので、ちょっと気にしていようと思います。
(via 日本経済新聞)