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Android Qのデスクトップモードを試す

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Android Qのベータ3では、以前に噂の出ていたAndroid標準のデスクトップモードが利用可能になっています。とっていも、まだ開発者向けオプションを弄る必要はありますが。

ただ、ベータが先行していたPixel端末はUSBからの映像出力に対応していないため、外部ディスプレイの有線接続が行えません。ということで、ベータ3がインストール可能になったEssential Phoneで試してみました。

デスクトップモードを利用するには、まず最初に開発者向けオプションで「フリーフォームウィンドウの有効化」「デスクトップモードに強制的に切り替え」を有効にします。

これを有効にしたあと、端末を再起動しないとデスクトップモードにはなりませんでした。

あとは、USB経由で外部ディスプレイに接続するのみ。今回はVinpok Splitを利用しました。

デスクトップの表示はトップの画像の通り。下部に表示されているのはAndroidのナビゲーションバーそのままで、タスクバーではありません。

▲ドロワーも表示できます

基本的な表示というか使い勝手は、Chrome OSでAndroidアプリを使う場合とほぼ同じです。今回はすべてタッチパネルで操作を行いましたが、マウス操作も可能なようです。

▲ウィンドウを並べてみた
▲ウィンドウのサイズは変更可能。もちろん、全画面表示もできます

ただし、アプリによってはフリーフォームにならなかったり、外部ディスプレイでは表示できないものもありました。

▲Netflixはこのような表示のみで全画面化は不可。Dropboxは常にスマートフォン側にしか表示できませんでした

また、Chromeはスマートフォン、外部ディスプレイの両方に同時表示が出来ましたが、マップなどはどちらか片方でしか表示はできません。

アプリ側での対応も必要なようなので、今後、ちゃんと動くアプリも増えてくるのでしょう。

SamsungのDexやHUAWEIのPCモードと比べると、まだまだこれからという感じですが、利用できるようになると、なにかと便利になりそうです。一時期流行ったノートPC型ドックの復活もあるかもしれません。

(source XDA-Developers)

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