現在、ChromeブラウザではPCで見ているサイトをスマートフォンに、あるいはスマートフォンで見ているサイトをPCに簡単に送ることができます。しかし、どちらのデバイスもChromeを使い、かつGoogleアカウントにログインしているのが条件です。
大抵の場合は困らない気がしますが、中にはPCではChromeを使っているけれど、スマートフォンはFirefoxを使っているという人もいるかもしれません。そんな人にも便利かもしれない機能がChromeのCanaryビルドに追加されています。
その機能は、PC上のChromeで表示しているURLをQRコードにするというもの。そのQRコードをスマートフォンで読み取れば、どんなブラウザを使っているにしてもデフォルトブラウザでURLが開けるわけです。
利用するには、Chrome Canaryで「chrome://flags」から「Enable sharing page via QR Code」を有効にする必要があります。
すると、アドレスバー右端に「QRコード」という表示が追加されるので、これをクリックするか、ページの右クリックから「このページのQRコードを生成」を選ぶとQRコードが表示されます。ただし、現状では色の付いたブロックが表示されるだけで、QRコードは生成されません。そのうちに追加されるのでしょう。
便利と言えば便利な気がするこの機能、安定板に組み込まれるのは、もうしばらく先になにりそうです。
(source Android Central)