先日リリースされたDuet DisplayのAndroid版。とりあえず、購入して早速試してみました。
利用したのは、久しぶりに引っ張り出したAlldocube X。本当はFire HD 8に入れようと思ったのですが、Duet Displayの動作条件はAndroid 7.0以上。手元のFire HD 8(第7世代)はAndroid 5.1ベースなので利用できず……。
Android 7ベースのFire OS 6.0を搭載する、第8世代以降のFireタブレットやFire TVなら利用できるはずです。APKを直接インストールするか、Google Playを利用可能にしておく必要はありますが。
それはともかくとして、Androidでも問題なく利用できました。ただし、Androidの場合は有線接続はサポートせず、ワイヤレス接続のみとなるようです。このためなのか、iPadと有線で接続した場合よりもカーソルの反応が鈍い感じです。
接続設定というほどのものはなく、Android側でアプリを立ち上げ、PC側のDuet Display画面からAdvanced Setting(Android側を自動認識しているとDevice Detectedになる)を選択。
あとは、Detected Devicesに表示されるデバイスを選べば繋がります。ここに表示されない場合、下の欄にAndroid端末のIPアドレスを入力。
なお、AndroidのIPアドレスは、Android上のDuet Displayの「Tap Here For More Details」からMANUALタブを選び、下までスクロールすると表示されます。
意外と無難に使えそうというのが、実際に使って見た感想です。カーソルの追従が遅いので、頻繁にマウス操作が必要なアプリだとイライラするかもしれませんが、資料を 表示したり、WEBサイトを並べて表示したいといった場合には問題なく使えます。
まぁ、実施のところiPadと組み合わせたほうが快適ではあるのですが、手元あるAndroidタブレットの使い道を考えているなら、試してみる価値はありそうです。