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8月20日にようやく発売となったGoogleの完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」を購入してみました。
詳しい使い勝手やら音質などのレビューはあちこちで書かれると思うので、ざっくりと外観をチェックしつつ、気にしている人が多いかもしれないiPhoneでの利用やマルチデバイス対応について確認してみました。
装着感軽めのカナル型イヤホン
耳に挿入するカナル型のイヤホンですが、装着感はかなり軽め。といっても、カナル型ではあるので、圧迫感こそ少ないものの、耳に入れているという感じはあります。
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ウィングチップ(?)は本体に固定で取り外せません。普通の使い方でこれがちぎれることはないと思いますが、注意したいところ。イヤーチップは標準でMサイズがセットされていますが、別途SとLも付属しています。
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ケースはプラスチックですが、イヤホン本体と同じく光沢を抑えたマットな仕上がり。
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ケース背面にペアリングボタンが用意されている辺り、AirPodsを彷彿とさせます。
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そのペアリングですが、Android 6.0以上であれば、Fast Pairが利用可能です。
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スマートフォンの近くでケースを開ければ(ペアリング状態にすれば)、ポップアップが出るので、それをタップすればペアリングが完了。
Pixel以外ではコンパニオンアプリの「Pixel Buds」のインストールも行われます(Google Playからのダウンロード)。
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なお、WindowsのSwiftペアには非対応なので、PCで使う場合には手動でのペアリングが必要です。ちなみに、Galay Buds LiveはSwiftペア対応でFast Pairには非対応。
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iPhoneでも利用可能
肝心のiPhone対応ですが、何の問題もなく利用出来ました。通常のイヤホンと同様にペアリングを行うだけで使用可能です。
Androidと違い、コンパニオンアプリはないので、バッテリー残量の確認や、アダプティブサウンドのON/OFFなどは利用出来ませんが、タップでの再生・停止、ダブルタップでの曲送り、トリプルタップでの曲戻し、スライド操作による音量の増減は行えます。操作で行えないのは、長押しによるアシスタントの起動くらいです。
なお、着脱検知にも対応しているので、外すと音楽が停止、着けると再開します。
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マルチペアリング対応。同時接続のマルチポイントには非対応
マルチペアリングですが、こちらも対応しています。何台覚えているのかはわかりませんが、3台は問題ありませんでした。いちいち接続を切る必要はなく、ペアリング済みの端末から接続しに行けば、後勝ちで繋がります。WF-1000XM3などと同様の仕様です。
ただコンパニオンアプリ上に接続ボタンがなく、いちいちBluetooth設定から繋げなければいけないのは若干の手間。この辺りは、アプリ上に接続ボタンが用意されているGalaxy Buds Liveのほうが使いやすい気がします。
なお、複数台に同時に繋げるマルチポイントには非対応のようです。