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空間コンピューティングに特化したXREAL Beam Pro国内発表。8月6日発売

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XREAL Japanは6月19日、スマートフォンのようなARコンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」を国内発表しました。同日から予約を開始し、8月6日から随時発送の予定。価格は6GB+128GBが3万2980円、8GB+256GBが3万9980円。

XREAL Beam Proは、6月初めに中国で発表されていた製品。中国では、LTEモデルも予告されていましたが、日本ではいまのところWiFiモデルのみのラインアップとなっています。ただ、明確に出さないというわけでもなさそうなので、WiFiモデルの売れ行き次第でしょうか。

そんなXREAL Beam Proの大きな特徴となっているのが、背面のカメラ。50MP F2.2のカメラを2つ搭載しており、空間ビデオを撮影可能です。

空間ビデオはiPhoneなどでも撮影が可能ですが、2つのカメラを使うもののレンズ間距離が近く、また2つのカメラの仕様が異なるので、空間ビデオとしては違和感があるとのこと。この点、Beam Proのレンズ間距離は50mmと広く、2つのレンズも同じ仕様なので、よりリアルな3D撮影が可能だとしています。

実機で実際に体験してみたのですが、思っていた以上に3Dな映像となっていました。これは写真や動画では伝わらないので、ぜひ実機で確認して欲しいところ。おそらく、ヨドバシやビックカメラなどで体験できるようになると思われます。

▲Beam(右)との比較
▲見た目は完全にスマートフォン

見た目はかなりスマートフォンですが、実際のところ中身もほとんどスマートフォンで、Android 14ベースのNebula OSを搭載。GMS認証も取得済みで、Google Playも利用可能です。

SoCは、「Snapdragon spatial companion processor」。これが具体的に何なのかQualcommのサイトを見てもわからなかったのですが、Discordなどでは、Snapdragon 6 Gen 1だという説が有力なようです。

このほか、WiFi 6、Bluetooth 5.2対応で外部メディアとして最大1TBのmicroSDを利用可能。バッテリーは4300mAhで27WのUSB PD充電に対応します。

なお、Beamと同様に側面のオレンジ色のボタンを押すことで、空間内に画面を固定するボディアンカーモード、頭の動きに追従するスムースフォローモードを切り替えることが可能です。ただ、Beamとは違い、外部の映像ソースの入力には対応していません。

正直なところ、Beamがあればいらないかなと思っていたのですが、空間ビデオのインパクトはかなり大きいです。旅行先の思い出などを気軽に3Dで残せるなら、「これはありかも」と思ってしまいました。

それ以外にも、スマートフォンを使わずにGoogle Playのアプリを利用できるので、スマートフォンをフリーにできるというメリットもあります。iPhone 15以前のLightningなiPhoneユーザーにとっても使いやすいデバイスでしょう。

予約キャンペーンとして、公式サイトでは以下の特典を提供中。

  • Beam Pro予約いただいた先着150名様に、イヤホンプレゼント(151名様からは10%OFFにて販売)
  • Beam Pro+Airシリーズを予約いただいた方に、合計金額の10%OFFにて販売
  • 2024年6月18日までにXREAL AR グラス(Airシリーズ)を購入いただいたことがある方は、XREAL Beam Proを更に5%OFFにて販売

イヤホンはAnkerの「Soundcore Liberty 4 NC」です。1万2990円相当。ただ、イヤホンいらないので普通に10%オフが良かったなと思わなくもない(151名からは10%オフになります)。

また、ヨドバシカメラ、ビックカメラでは10%オフで予約を実施しています。

Source:Xreal

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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