昨年初めにKickstarterで出資を募集していたスマートフォンをPCのタッチパッドやキーボードとして使える「AnyTouch Blue」。ずいぶん前に届いており、たまに使っていたりするのですが、紹介したつもりがすっかり忘れていたようなので、あらためてレビューします。
AnyTouch Blueは専用のドングルとスマートフォンアプリのセット。実体はこれだけです。ちなみに、ドングルの意味はこちら。
このドングルをPCに挿し、スマートフォンに入れたアプリと接続すると、スマホをタッチパッドやキーボードとして使えます。
PC側にはアプリのインストールが不要なのが特徴です。ドングルがスマートフォンとBluetooth接続するとともに、PCに対してはUSB接続のマウスやキーボードとして認識されます。このためBIOS画面などのBlueooth接続では利用できない状態でも使用可能です。
Android PではスマートフォンをBluetooth接続のマウスやキーボードとして使えるとの噂が出ていますが、Bluetooth接続だとBIOS画面などでは使えません。その点、AnyTouch Blueのほうが使い勝手はいいかもしれません(ドングルは必要ですが)。
タッチパッドやキーボード以外にも加速度センサを使い、エアーマウスとしても使えるプレゼンテーションモードやYouTubeやNetflixなどを操作できるメディアモードなどがあります。
なお、キーボード入力に関しては、スマートフォンは入力だけで、変換などはPC画面上で行います。この辺りは少し頭が混乱します。
そんなAnyTouch Blue、現在、ネットや店頭では販売されていませんが、近々、Kickstarterでの販売(4回目の販売になります)を開始するようです。
これから手に入れたいと思う人は、もう少し待つ必要がありそうです。