年末年始は帰省や旅行などで長距離ドライブをする機会も増えるのではないかと思います。
飲酒運転等も増える時期なので、貰い事故などにも気を付けたいところですが、いざ事故にあってしまった時には「どちらが悪い」、「一時停止をした/しなかった」などの責任のなすりあいを避けるためにもドライブレコーダーの記録が重要だったります。
今回は、そんなドライブレコーダーをDBPOWERから提供いただいたのでレビューしたいと思います。
低価格だけど十分な性能を持ったドライブレコーダ W20
ドライブレコーダーは安くても1万円前後、普通は2万円弱くらいするものという印象があったのですが、今回紹介するDBPOWER W20は、Amazonで4,580円と非常に安くなっています。
あまり安いと、性能的に心配になってきますが、一通り試した限りではドライブレコーダーとして問題なく使用できそうです。
写真レビュー
レンズは120度の広角レンズ。
フロントガラスの助手席寄りに設置しても、正面をすべてカバーできます。
ディスプレイは2.7インチのTFT液晶。
正直言って、ディスプレイの品質はあまりよくありません。
見る角度にもよりますが、表面がうねって見えます。
ただ、普段から見るものではないので、問題ないといえばないですね。
上面には設置用のマウント部と電源スイッチ、リセットスイッチ。
ディスプレ向かって右側面に外部出力用のHDMIポートとmicroSDポート、電源用のminiUSBポートがあります。
向かって左側にはマイク。
設置は付属の吸盤のついたマウントを利用します。
吸盤タイプだと吸着力が気になるところですが、W20の重さ自体が49gと非常に軽く、吸盤も大きめなのでその辺は問題なさそうです。
電源もシガーソケットからとれるアダプタが付属しているので、これを利用します。
なお、バッテリも内蔵しているので電源を繋げなくても利用は可能ですが、後述するエンジンの始動・停止に合わせて電源の入り切りを行うにはシガーソケットからの電源供給が必須です。
ドライブレコーダとしての基本機能は抑えています
メニューは日本語で表示されます。
ドライブレコーダーなので当然ですが、ループ撮影に対応しています。
時間指定は3分、5分、10分で一応オフにもできます。
実際に試したところ、10分のファイルが約1.8GB、ネットの情報によると5分のファイルが900MB程とのこと。
このファイルがSDカードの容量いっぱいになるまで作られ、容量が不足すると古いファイルから上書きされていきます。
ループ撮影で上書きされていくと、事故の記録が上書きされるのでは・・・という心配もありますが、急ブレーキや衝突などの衝撃があった際にはその記録が上書きされないように保護されるGセンサーという機能もあります。
実際に使ってみた
早速設置し、実際に使ってみました。
電源はエンジンの始動とともに自動で入り、録画がスタートします。
実際には外部(miniUSBポート)から電源供給があると自動でONになるだけですけどね。
画質はまずまず。
少し車間が開くとナンバーの確認などは難しいですが、事故が発生したときの状況(横からの飛び出しや信号無視等)はハッキリわかると思います。
そして窓が汚れていると、逆光のときにそれがハッキリ映ります・・・。
実際の映像は下記。対向車のナンバーを視認するのも難しいですね。
ちなみに見えている煙は、市川インター近くの廃材置き場で発生していた火事です(https://matome.naver.jp/odai/2148260492631330201)
先にも書きましたが、事故等が発生したときの状況を確認するという意味では、十分な性能を持っていると思います。
もしもに備えてぜひ設置を
ドライブレコーダーの記録が必要な状況というのは、不幸にもすでに事故が発生しているという場合がほとんどですが、そんなときでも記録があるのとないのとでは精神的なストレスも違うと思います。
もしまだドライブレコーダーを持っていないという人には、とりあえず設置する1台として、W20はお勧めできると思います。
バッテリ駆動もできるし、軽いので、マウントを工夫すれば自転車やオートバイにも使えそうですね。