Googleのデジタルホワイトボード「Jamboard」の国内販売が開始されました。価格は1台64万円。これにはJamboard本体のほか、タッチペン2本、消しゴム1つ、壁掛け用のマウント1台を含みます。ただし、キャスター付きのスタンドは別売りで17万3000円。また、管理費とサポート費用として年間7万7000円がかかります。
Jamboardは55インチ4Kディスプレイを備えたまさにデジタルホワイトボードというべきもの。手書きや画像の取り込みなどができる巨大なタブレットを思い浮かべると近い感じですが、スタイラスでの書き込みを指で消せたりと、ホワイトボードの使い勝手を再現する努力も行われています。
クラウドベースになっており、書いた内容はGoogle Driveに専用フォーマットが記録。Jamboard本体以外でも、タブレットなどを使い複数人の同時編集が行えるのでテレワークでの会議などに便利そうです。
昨年のGoogle Cloud Next ’17 in Tokyoで弄ってきたレビューは下記に書いたので参考にしていただければ。
なお、法人向けサービスのG Suite製品ではありますが、モバイル向けのアプリはG Suiteユーザー以外でも無料で利用可能。他の人との共同編集も可能です。ただスマートフォンの場合にはAutoDrow機能が使えないなどの機能制限があります。タブレットの場合にはフル機能が利用可能。
先の記事にも書きましたが、Google社内でもJamboard自体は使わずタブレットだけでやり取りすることもあるとか(いまはどうかはわかりません)。
なんならタブレットの画面をプロジェクターなどで出力しておけば、それなりに用は足りる気もしなくもないです。
ちなみに今年のGoogle Cloud Next ’18 in Tokyoは9月19日~20日に開催です。Jamboardのセッションもあるので、去年同様に実機の展示もあるのではないかと思います。
(source PRTimes)