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ノイキャン付き完全ワイヤレスなWF-1000XM3を2日間使って感じたこと

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Sonyの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3。普段家の中ではイヤホンを使わないのですが、とりあえずノイズキャンセリングの効き具合はどんなものだろうかと、意識して使ってみました。また、この2日間、外出時にも装着するようにして過ごし、そんな中で気が付いたことを簡単にまとめてみます。

まずノイズキャンセリングの性能について。聞いている音楽や音量によっても印象は違うのでしょうが、とりあえず下記のような感じです。

  • 扇風機やエアコンの動作音は(音楽を聴いていなくても)消える
  • 人の話し声は完全には消えないが、雑踏のがやがや感はなくなる
  • ホームや社内のアナウンスは聞こえる。ただし、車掌さんのアナウンスは聞きづらい
  • 電車の走行音はかなり消せる
  • 猫の鳴き声は聞こえる

次に外音を取り込むアンビエンスモード。これはアプリ上から効き方(外音を取り込む音量)を調整できますが、ひとまず最大の20で試しています。

  • イヤホンをしていない時よりもはっきり聞こえる
  • 風が強いと、その音を増幅してかなりうるさい
  • ノイズキャンセリング→アンビエントモード→外音コントロールオフと切り替えるのが面倒。専用ボタンが欲しかった
  • 止まっている、歩いている、乗り物に乗っているなどを検知して、外音コントロール(ノイズキャンセリング、外音取り込み)を切り替える設定がありますが、あまり役立つとは思えない(オフにしています)

風の音については、アプリの外音コントロールのノイズキャンセリングの次に「風ノイズ低減」というのがあったのですが、いまひとつ使い道がわからず……。アンビエントモード(外音取り込み)との併用はできないようです。

ワイヤレス特有の遅延については、試している範囲では気になることはありませんでした。ただ、途切れについては、完全にないわけではありません。駅など人が多い(電波が飛び交っている)場所では、やはりプツプツと切れることがあります。

また、1度だけですが、スマートフォン上からは接続されているように見えるものの、音が出ない(WF-1000XM3からもスマートフォン側からも)という状況になりました。イヤホン側の操作は受け付ける(再生・停止や外音コントロール)のですが、音だけが出ない状況です。そのときは、一度充電ケースに戻したあと、再度装着すると復帰しました。

肝心の音については、バカ耳なのであまり当てにはなりませんが、すごくいい!とか全然ダメということはなく、言うなれば可もなく不可もなくといった感じ。あえて言うなら低音が物足りないかな?という気がしなくもないです。この辺はイコライザーの調整でどうにでもなるのかもしれません。

耳への装着感は人によって合う合わないがありますが、長時間付けていると、やはり少し耳が痛くなる感じはあります。これはカナル型なのでしょうがないですね。

余談ですが、充電ケースがかなり傷付きやすく、汚れも付きやすいです。傷や汚れを気にしたくないなら、ブラックのほうが良さそうです。

▲2日持ち歩いただけで……
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