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Netflixが「xHE-AAC」で音質向上。まずはAndroidから

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Netflixは1月22日(現地時間)、Android 9以降のデバイスで新コーデックxHE-AACを利用してストリーミングを行うようになったと発表しました。これにより、音質の向上と視聴体験の最適化が図られるとしています。

xHE-AACは、AACの拡張仕様であるHE-AACをさらに拡張したもので、低ビットレートでも音質を確保できるのが特徴です。Netflixによると、ノイズが多い環境でも明瞭に聞き取れ、モバイル通信の速度に応じて、柔軟にビットレートを変更できるとのことです。

このほか、再生タイトルに応じて、音量を一定に保つこともできるようになるとのこと。たとえば、アクション映画などで効果音が大きい映像の場合、音量少し下げてしまうと、続いて静かなドラマを見る場合に音量を上げないとセリフが聞き取れないといったこともありえます。しかし、xHE-AACでの配信では、常に音量を一定に保つため、個別に音量調整を行う必要がなくなります。

NetflixがHE-AACとxHE-AACでの視聴体験について行ったテストでは、音声が聞き取れないために内蔵スピーカーからヘッドホンに切替えたユーザーは、xHE-AACでは7%、ハイダナミックレンジコンテンツの場合には16%も少なかったとのことです。

xHE-AACでの配信は、いまのところAndroid 9以降の端末でのみ利用出来ますが、コーデック自体はiOS13以降でも対応済み。今後対応プラットフォームを拡大していきたいとしています。

source: Netflix

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