先日発売されたMicrosoftの最新モデル、Surface Pro 6のブラックモデルを短い時間ですが試用する機会を頂きました。ということで、早速インプレッションをお届けします。
Surface Pro 6は、基本的に外観自体は昨年発売されたSurface Pro(Pro 5)から変わってはおらず、中身のアップデートが主なマイナーチェンジとなっています。
このため、期待されていたUSB Type-Cは非搭載。インターフェースも従来通りにUSB Type-A、ミニディスプレイポート、Surface Connectとなります。
ただし、マイナーチェンジとはいえ、中身は大幅に強化されています。まず、プロセッサが第8世代のCore i5/i7に変更。世代が1つ進んだだけではありますが、Core数が2コアから4コアになり、前機種と比較しパフォーマンスが約67%アップしているとのことです。
試用したCore i5/RAM 8GB/ストレージ256GBモデルでのドラゴンクエストX ベンチマークの結果は、「4362」で普通との診断でした。
以前に、Surface Book2で同じ設定(標準品質/1920×1080/ウィンドウ)で試した際は、「9263」との結果だったので、ゲームなどを快適に遊びたいのであれば、もうワンランク上のプロセッサやSurface Book 2を考えたほうがいいのかもしれません。
ただ、1280×720のフルスクリーン設定であれば、「6180」で快適となりました。ゲームができないわけではありません。
なお、パフォーマンスはアップしましたが、バッテリー駆動時間は変わらず、ローカルでの動画再生は連続13.5時間となっています。
変わっていない外観での変更点は、今回お借りしているブラックがカラーバリエーションとして追加されているのが特徴です。これまでシルバー(プラチナ)1色だったので、少なくともブラックであればSurface Pro 6だと周りにアピールできます。
Surface Goと大きさを比較すると下記のような感じ。やっぱり、メインで使うにはこれくらいのサイズが欲しいですね。
Surface Pro 6の価格は、下記の通り。
- Core i5 / RAM 8GB / ストレージ128GB : 12万9384円(税込) プラチナのみ
- Core i5 / RAM 8GB / ストレージ256GB : 15万984円(税込)
- Core i7 / RAM 8GB / ストレージ256GB : 19万5264円(税込)
- Core i7 / RAM 16GB / ストレージ512GB : 24万2784円(税込)
- Core i7 / RAM 16GB / ストレージ1TB : 29万304円(税込) プラチナのみ
ところで、今回はSurface Arc Mouseも試用してみました。これまで店頭で弄ることはあっても、机の上で使うのはこれが初めてだったのですが、意外と使いやすいですね。
平らな状態で電源オフ、折り曲げると電源が入るのでモバイルマウスとして持ち運ぶには良さそうです。
ただ、手を載せる角度が、私の好みからするとちょっと大きすぎます。個人的にはMicrosoftのモバイルマウス(デザイナーマウス)のほうが好きですね。