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運動するとApple Watchが3,000円になる? 米生命保険会社が運動量に応じて支払いを割り引くサービスを開始

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米保険会社のJohn Hancock Vitalityが、定期的な運動を行う代わりにApple Watch Series 3を25ドル(約2800円)で購入できるApple Watchプログラムを契約者全員に拡大すると発表しました。

John Hancock Vitalityでは2016年から一部の顧客(2億円以上の保険加入者)を対象に同様のApple Watchプログラムを行っていましたが、その対象を全契約者に広げた形です。

先行実施してたApple Watchプログラムの実績によると、1日あたり平均2000歩ほど増え、運動量自体も週20%増加。このプログラムでは毎月所定の運動量に達しないと追加の支払いが生じるのですが、約半数は目標をクリアしているとのことです。

Apple Watchプログラムでは、最初に25ドルでApple Watchを取得した後、運動などをすることで溜まるバイタリティポイントを毎月500ポイント貯める必要があります。これがどれくらいの運動量に相当するのかはわかりませんが、おそらくは毎日1万歩とか、それに準ずる程度だろうとは思います。

このポイントをクリアできないと、未達度合いによって追加の支払いが生じる仕組みです。

John Hancock Vitalityにとっては、保険加入者が適度に運動をしてくれることで健康を維持し、支払う保険の額が減れば結果として得をする、ということなのでしょう。

日本でも東京海上日動あんしん生命保険が毎日平均8,000歩を歩くことで月々の保険料が割り引かれる「あるく保険」を提供していますが、今後こう言った取り組みが増えていくのかもしれません。

(via PhoneArena)
(source John Hancock Vitality)

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