先日、Surface Pro 6を試用させてもらいましたが、今度はSurface Laptop 2のブラックモデルを試す機会を頂きました。Surface Pro 6と同様にシックなブラックで、なかなかにかっこいいモデルです。
Surface Laptop 2は、Surface Pro 6と同時に発表された2018年の新モデル。ただ、外観的には前モデルのSurface Laptopから変更はなく、中身が更新されたマイナーチェンジ版となります。
その中身の変更要素としては、プロセッサが第8世代のCore i5/i7に変更されたことがもっとも大きく、パフォーマンスが約85%向上しているとのこと。Core数が2コアから4コアになった影響が大きいようです。
ただし、ポート類に変更はなく、残念ながらUSB Type-Cも非搭載。インターフェースはUSB Type-A、ミニディスプレイポート、3.5mmジャック、Surface Connectとなります。
その他の仕様としては、ディスプレイは13.5インチ 2256 x 1054。RAMは8GBまたは16GBで、ストレージは128GB/256GB/512GB/1TB。バッテリー容量は前モデルから変わらず、ローカルでの動画再生は最大14.5時間。なお、搭載するOSが、Windows 10(Sモード)からWindows 10 Homeに変更となっています。
今回試用したのは、Core i5-8250U、RAM 8GB、ストレージ256GBのモデル。プラチナ以外のカラーではストレージ128GBが選べないので、ブラックモデルの最低構成となります。価格は15万8544円(税込)。
Surface Pro 6はキーボードが別売りですが、Surface Laptop 2は一体型。13.5インチとやや大型なだけあって、キーボードはとても打ちやすいサイズです。
打鍵感は、一般的なパンタグラフのそれです。適度な反発があって押しやすいキーボードだと思います。
なお、電源ボタンが右上のDelキーの隣にあるのが気になりますが、試用した範囲では押し間違えることはありませんでした。
とりあえず、Surface Pro 6と同じようにドラゴンクエストX ベンチマークを実施したところ、結果は「4318」となりました。Surface Pro 6と同じスペックなだけに、結果もほぼ同じです(Surface Pro 6は「4362」)。1280×720のフルスクリーン設定で「6104」なのも一緒です(Surface Pro 6は「6180」)。
ゲームもそれなりにこなせますが、快適に遊びたいならSurface Book 2のほうが良さそうです。
Surface Laptopは以前から気になっているのですが、唯一の難点がサイズが大きいこと。画面サイズが13.5インチなことからもわかるように、Surface Pro 6(12.3インチ)よりもフットプリントが大きいです。
机上にしろ、膝上にしろ、安定して使えるのはSurface Laptopのほう。Surface ProやSurface Goがスタンドを出してキーボードを広げるという2手間あるのに対して、開くだけで使えるSurface Laptopは携帯するにも魅力的です。
それだけに、Surface GoサイズのSurface Laptopを出して欲しいところです。絶対買いますよ……。