
Amazonは5月12日、ノート機能搭載の電子書籍リーダー「Kindle Scribe」を刷新し、新「Kindle Scribeシリーズ」として日本で販売することを発表しました。Kindle Scribe史上初となるカラーディスプレイを搭載した「Kindle Scribe Colorsoft」を含む3モデルで展開され、5月12日より予約受付を開始、出荷開始は6月10日を予定しています。
シリーズは、カラー表示と書き込みに対応した「Kindle Scribe Colorsoft」、モノクロモデルの「Kindle Scribe」、そして「Kindle Scribeフロントライト非搭載モデル」の3種類です。価格はいずれも税込で、Kindle Scribe Colorsoftが32GBモデル10万6980円・64GBモデル11万5980円、Kindle Scribeが32GBモデル8万9980円・64GBモデル9万8980円、Kindle Scribeフロントライト非搭載モデルが16GB 7万2980円となります。カラー展開は、Colorsoftの64GBモデルにフィグが用意されるほかは、いずれもグラファイトです。
新シリーズ共通の特徴として、本体の厚さ5.4mm、重さ400gと薄型・軽量化を実現したほか、手書きとページめくりの速度を従来の「Kindle Scribe」(2024年発売モデル)と比較して約40%向上させたとしています。ディスプレイは11インチの反射防止仕様に大型化され、フルサイズの文書閲覧と自然なメモ取りを両立。フロントライトは小型LEDを従来の2倍搭載し、ベゼルを狭めながら均一な照明を実現します(フロントライト非搭載モデルを除く)。
書き心地の面では、新しいテクスチャ成形ガラスにより紙のような適度な抵抗感を生み出し、再設計されたディスプレイスタックでパララックスをさらに縮小したとのこと。プロセッサーには新しいクアッドコアチップを採用し、メモリも増量、最新のOxideディスプレイ技術と合わせて動作の俊敏性を高めています。
Kindle Scribe Colorsoftは、独自にカスタマイズしたColorsoftディスプレイ技術を採用。カラーフィルターと窒化物LEDを用いたライトガイドにより色彩表現を強化したほか、カラー手書き体験のために新しいレンダリングエンジンを開発し、高速かつ滑らかな書き心地を確保したとしています。なお、カラー表示はカラー対応コンテンツのみが対象で、モノクロコンテンツをカラーへ変換する機能はありません。

ソフトウェア面では、ホーム画面を一新し、クイックノートを追加することで思いついたタイミングですぐにメモを取れるようにしたほか、最近開いた本・文書・ノートブックへの素早いアクセスにも対応しました。さらに、Google DriveとMicrosoft OneDriveへの対応によりドキュメントをデバイスにインポートしてメモを追加できるほか、作成したノートをMicrosoft OneNoteへエクスポートし、PCから編集を続けることも可能です。ノート・本・ドキュメントをフォルダー別に整理できる「ワークスペース」機能も搭載しています。
ペン関連では、10色のペンと5色のハイライターによる書き込み・描画・注釈付けに対応。アーティストやクリエイター向けには、なめらかなグラデーションや繊細なトーンを表現できる新しいシェーダーツールも用意されています。

別売りのAmazon純正アクセサリーとして、折りたたみカバーは植物性レザーカバー(1万3480円、グラファイト/マッチャ)とプレミアムレザーカバー(1万7980円、グラファイト/フィグ)の2種類を展開。新たに手帳型プレミアムレザーカバー(2万980円、グラファイト/フィグ/キャラメル)もラインアップに加わります。

