
Keychronは、4キーだけのキーパッド「Keychron F4 HE 8K Vibe Coding Keypad」をグローバル向け公式サイトで販売しています。価格は34.99ドル。カラーはブラックとホワイトの2色展開。日本での発売については、現時点で案内はありません。
AIとのやりとりで繰り返す操作を4つのキーに
Keychronはこの製品を「AIエージェントコントローラー」と位置づけています。AIアシスタントとの作業は、指示を出し、返ってきた結果を確認し、採用するか捨てるかを決める、という短いサイクルの繰り返しになりがちです。F4 HE 8Kは、その1サイクルを構成する4つの動作をキーボード上の1押しに置き換えるとのこと。

キーキャップにはマイク、チェックマーク、バツ印などのアイコンが用意されており、割り当てた機能を外から見て判別できます。Keychronのブラウザベース設定ツール「Keychron Launcher」にはCodex向けとClaude向けのプリセットが用意され、いずれも音声入力用のキーを含みます。プリセットを使わずにキーを再割り当てしたり、マクロを記録したりすることもできます。
なお、F4本体にマイクは内蔵されていません。音声入力にはPCのマイクか外付けマイクを使います。

同じ4キーは、AI作業以外にも使えます。コピー&ペースト、会議中のミュート、ウィンドウの整列、ゲーム内の武器切り替えやプッシュトゥトークなど、よく使う操作をまとめる小型キーパッドとしても機能します。
なお、設定はキーパッド側に記録されるので、持ち歩いて他のPCに接続しても、同じ設定で利用できます。

磁気スイッチと8Kポーリングレートを搭載
スイッチは潤滑済みの「Keychron Ultra-Fast Lime Magnetic Switches」です。作動点は0.2~3.3mmの範囲を0.1mm単位で設定できます。浅く設定すれば早く反応し、深く設定すればしっかり押し込んだときだけ反応させられます。
押し込む深さに応じて1つのキーに最大4つの動作を割り当てられる「Dynamic Keystrokes(DKS)」にも対応するとしています。

有線接続時のポーリングレートは8000Hzです。ただし、8Kに対応したUSB-Cケーブルが必要で、一般的なUSB-Cケーブルではポーリングレートに上限がかかるとのこと。ゲーム用途として、武器の切り替えやスキル、プッシュトゥトークなどへの割り当ても想定しています。

アイコン入りキーキャップとRGBで役割を見分ける
キーキャップはCherryプロファイルの昇華印刷PBTで、15種類のアイコンから選べます。割り当てた機能に合わせてキーキャップを付け替えられる仕組みです。

キーごとに色を設定できるRGBバックライトも搭載。承認は緑、却下は赤といった色分けができるほか、22種類のバックライトエフェクトも用意されています。
44.94mm角のコンパクトボディ
本体サイズは44.94×44.94mm、高さはキーキャップと脚を含めて34.37mmです。ストラップが付いており、バッグに付けて持ち運べるとしています。接続はUSB Type-Cの有線のみです。

主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Keychron F4 HE 8K Vibe Coding Keypad |
| 価格 | 34.99ドル |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| キー数 | 4 |
| サイズ | 44.94×44.94×34.37mm(高さはキーキャップ、脚を含む) |
| 本体素材 | ABS |
| プレート素材 | アルミニウム |
| スイッチ | Keychron Ultra-Fast Lime Magnetic Switches(ホットスワップ対応) |
| 作動点 | 0.2~3.3mm(0.1mm単位) |
| ポーリングレート | 8000Hz(8K対応ケーブルが必要) |
| キーキャップ | Cherryプロファイル、昇華印刷PBT |
| バックライト | North-facing RGB |
| 接続 | USB Type-C(有線) |
| 対応OS | macOS、Windows、Linux |
| オンボードメモリ | あり |
| MCU | AT32F405 RCT7-7 |
| 動作環境 | -10~50℃ |
| 同梱品 | 本体、予備キーキャップセット、ユーザーマニュアル |
