昨日リリースされた子供向けのYoutubeアプリ Youtube Kidsですが、残念ながらダウンロードできるのは米国のみ。
Dream Seed » Googleが子供向けのYoutube Kidsをリリース ただし米国限定のようです
なのですが、apkmirrorにAPKがあったのでNexus 6にインストールしてみました。
起動するとこんな感じ。
昨日、Youtube Kidsの機能として挙げられていた
- 視聴時間の制限が可能
- BGMや効果音をOFFにすることが可能
- 動画の検索をOFFにすることが可能
- アプリ、コンテンツについて親が使う専用のフィードバック機能
のうち、「BGMや効果音をOFFにすることが可能」っていうのが何のことかわからなかったのですが、アプリを立ち上げるとバックでずっと音楽が流れているのですね。画面をタップしたときにも効果音がなるので、これらを止めることができるということです。
画面右下の鍵アイコンをタップするとこんなパスコードの入力画面になります。このパスコードは自分で設定できるわけではなく、入力欄の上に文字で表示されている数字を打ち込みます。ようするに、文字が読める年齢の子供には効果がありません。
Youtube Kidsの対象年齢はかなり低そうです。
パスコードを入力すると、こんな感じでメニューが出てきます。
右上がタイマーの設定。
設定した時間が経過するとこんな表示になりアプリがロックされます。
解除するには再度、右下からパスコードを入力してタイマーを止める必要があります。
設定画面。効果音の有無や検索機能の有無を設定できます。
デフォルトで表示されるコンテンツはすべて英語ですが、検索では日本語のコンテンツも引っかかります。
検索した動画はこんな感じで関連動画がエンドレスで再生されていきます。
また、一度日本語で検索を行うと、トップ画面の「Recommended」には関連した日本語コンテンツが出てきました。
Feedback画面。どう使うのかという説明がないのですが、おそらく「この動画は子供にはふさわしくない」とかいうのを送るのでしょう。
表示されるコンテンツ自体はシステムが自動でフィルターしているっぽいので、その精度を高めるための処置ですね。
そんな感じでYoutube Kidsをざっと使ってみましたが、先に書いたように対象とする子供の年齢はかなり低そうです。基本的に文字を読めればパスコードを回避できてしまうので高くても3〜4歳くらいまでかな?
また、これは私が勘違いしていたのですが、Youtube Kidsの視聴時間は制限できても端末そのものに制限がかかるわけではないので、他のアプリは使いたい放題です。
せめてYoutube Kids使用中はホーム画面に戻れないとか、そういう制限をかけて欲しいところですが、難しいのかなぁ?