VITURE Luma Ultraレビュー、Pro ネックバンド/モバイルドックも一緒に試す【PR】

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XR/ARグラスというジャンルが、ここ数年で一気に身近な存在になってきました。Apple Vision ProやMeta Quest 3のようなゴーグル型のヘッドセットとは異なり、サングラスのような軽量フォルムで仮想スクリーンを楽しめる「ディスプレイ型XRグラス」は、Steam DeckやROG Allyといった携帯ゲーム機、Nintendo Switch 2、スマホやノートPCと組み合わせて、いつでもどこでも巨大なスクリーンを呼び出せる手軽さが魅力です。

このジャンル、日本国内ではXREALの知名度が高い一方、今回紹介するVITUREもクラウドファンディング「Makuake」での展開以降、国内でも着実にユーザーを伸ばしてきたブランドです。現在はLumaシリーズを中心に複数のラインナップを展開しており、直近ではCyberpunk 2077とのコラボモデルも話題になりました。

今回はVITUREの現行フラグシップ「VITURE Luma Ultra」に加え、専用アクセサリーとなる「VITURE Pro ネックバンド」「VITURE Pro モバイルドック」の3製品をメーカーより提供いただいたので、まとめてレビューしていきます。

VITURE Luma Ultra

▲VITURE Luma Ultra本体。レンズには電子調光フィルムを内蔵

VITURE Luma Ultraは、VITUREの現行ラインナップにおける最上位モデルとなるXR/ARグラスです。価格は8万9880円。

光学系にはソニー製の最新マイクロOLEDディスプレイを採用し、片眼1920×1200ピクセル(1200p)の高解像度を実現しています。競合となるXREAL 1Sも同じく1200pを採用しており、最近のハイエンド機に採用が増えている解像度です。アスペクト比16:10ということもあって、ノートPCの画面ミラーリングや縦方向に情報量の多いコンテンツでも使い勝手に優れます。仮想スクリーンサイズは152インチ相当、視野角は52°と、現行のディスプレイ型XRグラスとしても上位クラスのスペックです。

また、最大1500ニトという高輝度も特徴です。XREAL 1Sの700ニトと比較しても2倍以上の明るさを実現しており、屋外や明るい場所でも色彩が沈み込みにくく、視認性に優れます。レンズ部にはVITURE独自の電子調光フィルムを内蔵。ワンタッチで透過率を0.5%または40%に切り替えられます。

▲下から見たところ。装着時の右側のツル(写真では左側)にはボタンが1つ。このボタンの短押しで電子調光の切り替え、長押しでダイナミックライトエフェクトのオン/オフができます。装着時の左側のツル(写真では右側)には小さいボタンと長いボタンを搭載。小さいボタンの短押しでボリュームと輝度調整の切り替え、長いボタンで実際に値を上下させる仕組みです
▲使用中に光るダイナミックエフェクトライト

また、メガネユーザーにとってありがたいのが、近視調整機構を本体に内蔵している点。最大-4.0Dまでの近視に対応するダイヤルがフレームに備わっており、軽い近視であれば自分の視力に合わせて使えます。これまでXRグラスを試そうとして、インサートレンズの注文や度数測定がネックになっていた人にとって、これは大きな利点です。

▲近視調整は-4.0Dまで。私は-4.0Dなのですが、乱視が入っているのでこのダイヤルではクリアに見ることができませんでした。なお写真は、レンズフレームを装着した状態です

ただし、乱視には対応できないので、乱視がある人は別売りのレンズフレームを購入し度付きレンズを作成する必要があります。この界隈では有名店のJUN GINZAが公式指定店となっています。

▲別売りのレンズフレーム。本体にはマグネットで装着します。取り付けしやすいですが、外れやすくもあるので持ち運び時には注意が必要

加えて、フロントにはRGBカメラと2基の深度カメラを搭載。Mac/WindowsでSpaceWalkerアプリを使う場合や、後述のPro ネックバンドと組み合わせる場合に、6DoFやハンドジェスチャーを利用できます。複数の仮想画面を空間に固定するといった、よりAR的な使い方も可能になっています。オーディオはHARMANチューニングのスピーカーを内蔵し、マイクも標準装備。ボイスチャットや音声操作にも対応します。

▲左右にあるのは深度カメラ。中央にあるのがRGBカメラ
▲ちなみに、RGBカメラはサードパーティのアプリからUSB接続のカメラとして利用できます

接続は、他社製品ではUSB-Cの場合がほとんどですが、Luma Ultraは専用のマグネット式ポゴピンを使用します。万が一ケーブルに引っ掛けてしまった場合にも簡単に外れるのがメリットでしょうか。

▲接続には専用のマグネット式ポゴピンを使用

VITURE Pro ネックバンド

▲VITURE Pro ネックバンド本体。U字型のバンドで、ケーブルの先端をグラスに接続して使用します

VITURE Pro ネックバンドは、その名の通り首から下げるタイプのコンパニオンデバイスで、価格は4万4980円(8GB+128GB)/5万9980円(12GB+256GB)。

Android 13を搭載したスタンドアロンデバイスで、グラスをこのネックバンドに接続するだけで、スマホもPCも介さずに映像コンテンツを楽しめるというのが基本コンセプトです。

立ち位置としては、XREALのAndroidベースのコンパニオンデバイス「Beam Pro」に近いイメージですが、Beam Proがスマホ型の手持ちデバイスなのに対し、こちらは首にかけるネックバンド型として設計されているのが大きな違いです。

▲首にかけて使用します

本体の重量は170gで、実際に首に掛けてみると、長時間の装着でも肩が凝りにくく、首回りに違和感を覚えるシーンはほとんどありませんでした。形状はU字型のネックバンドで、折りたたむとそれなりにコンパクトになり、付属のポーチに収納して持ち運びできます。グラスとの接続は、ネックバンド側面に伸びるケーブルを使用。先端は専用のポゴピンになっています。

▲折りたたんで収納が可能

スペックは、8GB RAM + 128GBストレージ、または12GB RAM+256GBストレージ、Wi-Fi 6E(802.11ax)、Bluetooth 5.2を搭載。搭載SoCの具体的な型番は公表されていませんが、実機上でDevice Infoアプリを使って確認したところ、「QTI SM7325」と表示されました。これはQualcomm Snapdragon 778G系(SM7325)にあたるチップで、2021〜2022年頃のミドルハイレンジクラスのAndroidスマートフォンに採用されていたものです。最新のフラグシップチップには及びませんが、クラウドゲーミングやリモートプレイ、動画ストリーミングといったネックバンドの主要用途には十分すぎるスペックと言えます。

▲ネックバンド左側面のボタン類。写真の左から電源、ボリューム、ファンクションボタン
▲右側には接続用のケーブルがあるほか、先端に充電用のUSB-Cポート、ハンドジェスチャー用のカメラを搭載

Google Playストアに対応しているため、手持ちのAndroidスマホと同じ感覚で必要なアプリを追加していけます。筆者が試した範囲では、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoといった主要な動画配信サービスが問題なく動作しました。

なお、操作はハンドジェスチャーで行えるほか、スマートフォンに「Neckband Remote」アプリをインストールし、タッチパッドとして利用することも可能です。

トラッキング面では、Luma Ultraと組み合わせることで6DoFに対応、頭の動きに合わせて画面の見え方をコントロールできます。メニューから「ヘッドトラッキング」を有効にすると、空間内に表示を固定可能。首を振っても画面がそこにとどまります。さらに、固定はするものの動きにゆるやかについてくる「スムーズフォロー」も用意されており、激しい揺れを感じる電車やバスの中など、画面が完全固定だと逆に酔いやすいシーンで重宝するかもしれません。

Luma Ultraと組み合わせれば152インチ相当の大画面を、自分専用のプライベートシアターとして展開可能。最大3画面のマルチスクリーン表示にも対応しているので、たとえば中央でメインのコンテンツを再生しつつ、左右にチャットアプリやブラウザを開いておく、といった使い方もできます。

▲3画面が分かりやすいよう、画面を一番遠くに設定しています

ややネックなのが、バッテリー駆動時間が約2.5〜3.5時間に留まる点。映画1本(約2時間)程度であれば余裕ですが、長時間のクラウドゲーミングや、まる1日の出張・移動を通してずっと使い倒すというような使い方だと、途中で力尽きるシーンが出てきそうです。バッテリー容量は3280mAhで、本体サイズと重量を抑えるためのトレードオフではありますが、長時間運用したい人はモバイルバッテリーの併用が現実解になりそうです。

VITURE Pro モバイルドック

▲VITURE Pro モバイルドック本体。HDMI入力1系統+USB-C入出力を備えます

VITURE Pro モバイルドックは、グラスを各種ゲーム機やHDMI機器に繋ぐためのバッテリー内蔵ドックで、価格は2万1800円。

打ち出されている主な用途は、Nintendo Switch/Switch 2との連携です。本体にUSB-C入力ポートを備えており、Switch 2本体を直結することで、純正ドックを使わずにXRグラスへ映像出力が可能になります。

▲Nintendo Switch 2とドックを使用せずに接続可能

なお、Switch 2への対応にはファームウェアアップデートが必要なため、購入後にPCを介して最新版へ更新する必要があると案内されています。ただ、今回提供頂いたものは、開封時点で最新のファームウェアが入っていました。直近で購入したものはバージョンアップ済みなのかもしれません。

そしてもう一つ、地味ながら効いてくるのがHDMI 1.4入力を備えている点。PlayStationやXbox、Fire TV Stickなど、USB-C映像出力に対応していない据え置き機やスティック型デバイスも、HDMI経由でグラスに繋げます。もちろんUSB-C映像出力に対応する機器であれば、Steam Deck、各種Androidスマホ、USB-CになったiPhone/iPadなどとも接続可能。手持ちのほぼすべての映像出力デバイスをXRグラスで楽しめるハブとして機能してくれます。

▲HDMI入力に対応。出力は2系統あり、グラスを2台同時に接続することもできます

電源面では1万3000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、Nintendo Switchで最大約8時間、Steam Deckで最大約3~4時間、HDMI機器接続時で最大約20時間の駆動が可能。重量は359gとそれなりにありますが、接続したゲーム機本体への給電も担ってくれるため、外出先や旅行先での長時間プレイでは頼れる存在になります。

さらに、XRグラス用のUSB-C出力ポートを2系統備えており、グラス2台を同時接続可能。家族や友人と一緒に映画を観たり、協力/対戦プレイを楽しんだりといった使い方もできます。

▲別売りのVITURE Switch 2用モバイルドックカバーを利用すれば、Switch2の背面にモバイルドックを背負わせることができます
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まとめ

国内のXR/ARグラス市場は、XREALの存在感が大きい状況ですが、VITUREの強みはなんといっても周辺アクセサリーの充実度にあります。

ネックバンドでスマホ・PCレスのスタンドアロン環境を構築したり、モバイルドックでSwitch 2を含むあらゆるゲーム機を大画面化したり——「グラスを核に、自分の用途に合わせて自由に拡張していける」という遊び方ができるのは、現状ではVITUREならではの魅力と言えるでしょう。

▲VITUREは8BitDoと共同でゲームコントローラーを開発。公式サイトでLuma Ultraを購入すると、無料でVITURE x 8BitDo Ultimate 2Cコントローラー(Xboxレイアウト/Switchレイアウトを選択可能)がもらえます(数量限定)
▲こちらは、以前に購入した「VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」。コントローラーを接続しつつ、グラスにも映像を出力できます
XRグラス向け「VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」、コントローラーとして優秀
VITURE XRグラス専用として発売された、「VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」。本当にVITURE XRグラスでしか使えないのか気になったので、購入してみました。結論を先に書いておくと、XR…

特にLuma Ultraは、1200pの高解像度、1500ニトの圧倒的な輝度、そしてインサートレンズ不要の度数調整機構と、他社のフラグシップ機と比較しても引けを取らない完成度に仕上がっています。価格はそれなりに張りますが、これからXRグラスを始める人にも、買い替えを検討している人にもおすすめできる1台です。組み合わせるアクセサリー次第で使い方の幅が広がっていくのも、VITUREならではの楽しみ方だと思います。自分のライフスタイルに合った構成を見つけてみてはいかがでしょうか。

GWセール開催

VITUREは、4月30日(木)~5月10日(日)まで、GWセールを開催。VITURE Pro ネックバンドとVITURE Pro モバイルドックが20%OFFとなっています。

また、クーポンコード「DREAMSEED26」を利用すると、以下の製品が10%オフとなります。こちらは6月30日まで。残念ながら、他のクーポンやキャンペーンとは併用できません。

  • VITURE Luma Ultra XR/AR グラス
  • VITURE Luma XRグラス

以下のリンクから公式サイトで購入する場合は、自動的に10%オフが適用されます(カートに入れると反映されます)。また、公式サイトで「Luma Ultra」を購入する場合にクーポンを適用するには、購入特典(コントローラー)を「なし」にする必要があるとのことです。なお、Amazonで購入の場合は割引が適用されているかを忘れずに確認してください。

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