Skullcandy、シリーズ初のSound by Bose搭載「Crusher 1080 ANC」を先行予約開始

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Skullcandy Japanは2026年8月6日、ワイヤレスヘッドホン「Crusher 1080 ANC」を発表しました。同日12時から、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行支援の受け付けを開始しました。受付期間は9月14日までとしています。

Crusherシリーズは、ヘッドホン内部の専用ドライバーが低音に合わせて振動する、Skullcandy独自の特許技術「Crusher Bass」を搭載しているのが特徴。低音を耳で聴くだけでなく体で感じさせるという方向性で、同社の看板シリーズとして続いてきました。今回の1080 ANCは、そのCrusher Bassに、Boseのオーディオ技術群「Sound by Bose」を組み合わせた初のモデルという位置づけになります。

製品自体は7月15日、ニューヨークのCapitaleで開催された招待制イベントで世界初公開されています。会場にはCEOのブライアン・ガロファロー氏とプロスケートボーダーのノラ・ヴァスコンセロス氏が登壇したほか、DJ_Daveやmusclecarsによるライブパフォーマンスが行われたとのことです。同社のブランドアンバサダーを務めるスケートボーダーのトニー・ホーク氏は「Crusherは、これまで体験した中で最高のヘッドホンかもしれません」とコメントを寄せています。

Sound by Boseとして載っている4つの技術

Crusher 1080 ANCは、Sound by Boseのプレミアムオーディオ技術を一通り搭載した初のヘッドホンだと同社は説明しています。

内訳は次の4つです。

  • Bose QuietControl ANC:6基のマイクと適応型処理で周囲のノイズを低減。Quiet(ノイズキャンセリング)/Aware(外音取り込み)/Offの3モードを切り替えられます
  • Bose TrueSpatial:ヘッドトラッキング対応の空間オーディオ。ヘッドホンを基準にするMotion Modeと、音場を空間上に固定するStill Modeの2種類を用意します
  • Bose WaveForm Audio Engine:音量の大小によらずバランスを保つオーディオ処理。歪みを抑えることを狙ったものだとしています
  • Bose SpeechClarity:通話時に周囲の騒音を抑え、声を聞き取りやすくする音声処理

Crusher Bassの強さは、本体のCrusherホイールまたはSkullcandyアプリから調整できます。アプリ側ではこのほか、Boseがチューニングした3種類のEQ(音楽/映画/ポッドキャスト)とカスタム5バンドEQ、簡易な聴力測定にもとづくパーソナルサウンド、サイドトーン、低遅延モード、ボタンのカスタマイズに対応します。

バッテリーはANCオフ時で最大60時間、オン時で最大50時間。10分の充電で最大4時間再生できる急速充電に対応します。このほか装着検出、2台同時接続のマルチポイント、Google Fast Pair Suite v3.3、Auracast対応のLE Audioを備えます。

Crusher 1080 ANC 主なスペック

項目内容
製品名Crusher 1080 ANC
SKUS6CNW-U740
カラーBLACK
タイプノイズキャンセリング ワイヤレス オーバーイヤー
接続方式Bluetooth 5.3、LE Audio(Auracast対応)、3.5mm Aux
ドライバー径36mm
インピーダンス36Ω±15%
音圧レベル122.1±2dB at 100Hz(入力0.190V/1mW)
周波数特性20Hz〜20kHz
重量374.2g
バッテリーANCオフ最大60時間/ANCオン最大50時間
付属品3.5mmオーディオケーブル、USB-C充電ケーブル、トラベルバッグ、ユーザーガイド
保証1年間
一般販売予定価格4万9800円(税込)

なお、米国ではすでに4色のカラーバリエーションで販売されていますが、GREEN FUNDING分はブラックのみとのことです。

THX空間オーディオを積んだ「Crusher 720」も同時展開

同じプロジェクト内では、Crusher 720も先行販売されます。こちらはANCとSound by Boseを搭載せず、代わりにTHX空間オーディオを採用したモデルです。THXの空間オーディオはこれまでAviatorシリーズに載っていましたが、Crusherシリーズでは今回が初になります。

Crusher Bassの調整は、Crusher Player 720と同じ120度可動のダイヤル式です。バッテリーは最大65時間、重量は362.8g。一般販売予定価格は3万6800円(税込)としています。

▲Crusher 720(左)とCrusher 1080(右)

発表会の質疑応答では、1080 ANCと比べたときの720の訴求点を問われた白井氏が、価格以外の差としてTHX空間オーディオのシリーズ初搭載を挙げていました。なお、Crusher Bassの調整方式が従来のスライド式からダイヤル式に変わった理由については、その場では回答が保留となっています。

Crusher 720 主なスペック

項目内容
製品名Crusher 720
SKUS6CEW-T740
カラーBLACK
タイプワイヤレス オーバーイヤー(ANCなし)
接続方式Bluetooth 5.3、3.5mm Aux
ドライバー径40.7mm
インピーダンス36Ω+15%
音圧レベル110±3dB at 1kHz(0.179V/1mW)
周波数特性20Hz〜20kHz
重量362.8g
バッテリー最大65時間
空間オーディオTHX Spatial Audio
一般販売予定価格3万6800円(税込)

GREEN FUNDINGでの価格

先行支援では、開始から7日間(8月12日23時59分まで)の割引枠が用意されています。

プラン支援額(税込)一般販売予定価格からの差
【7日間限定割】Crusher 1080 ANC3万8844円約1万956円引き(約22%オフ)
【7日間限定2個セット割】Crusher 1080 ANC 2個7万6692円
【スタンダード割11%オフ】Crusher 1080 ANC4万4322円約5478円引き
【7日間限定割】Crusher 7202万9440円約7360円引き(約20%オフ)
【7日間限定割】Crusher 720 2個セット5万8144円
【スタンダード割11%オフ】Crusher 7203万2752円約4048円引き

※発送予定は、Crusher 1080 ANCが9月下旬より順次、Crusher 720(単体プラン)が8月31日より順次 ※7日間限定割の終了後の割引率は、記事執筆時点で未公開です

Skullcandy JapanとGREEN FUNDINGの取り組みは今回で6件目だとのことです。昨年実施した2件は、Crusher Player 720が約1050万円、Aviator 900 ANCが約1430万円の支援を集めており、Aviatorは当時のヘッドホンカテゴリーではトップの支援額だったとのことです。

まとめ

Crusher 1080 ANCは、Skullcandyが積み上げてきた「振動する重低音」に、Boseのノイズキャンセリングと空間オーディオを乗せたモデルです。低音の量感で選ばれてきたシリーズが、音質と静けさの面でどこまで押し上げられたのか、という点が焦点になりそうです。

4万9800円(税込)という一般販売予定価格は、Crusherシリーズとしては高い部類に入ります。ただ、Sound by Boseを一式搭載したヘッドホンとして見ると、先行支援の3万8844円は手を出しやすい水準ではないでしょうか。ANCと空間オーディオが不要で、Crusher Bassの体感だけを安く手に入れたい人であれば、720を選ぶ手もありそうです。

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