BLUETTI、厚さ75mmの冷蔵庫専用電源「FridgePower」9月1日先行販売

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BLUETTIは、冷蔵庫のバックアップに用途を絞ったポータブル電源「BLUETTI FridgePower」を日本で展開します。応援購入サービスのMakuakeで、2026年9月1日に先行販売を公開する予定とのことです。価格は執筆時点では未発表で、公式サイトではLINE公式アカウントとメールでの先行登録を受け付けています。

BLUETTIはポータブル電源や家庭用蓄電システムを手がけるメーカーですが、FridgePowerは「持ち運ぶ電源」ではなく「冷蔵庫の横に置きっぱなしにする電源」という位置づけの製品です。米国では先にKickstarterでクラウドファンディングが行われ、1800人超の支援で220万ドルを集めたとしています。米国のBLUETTI公式サイトではすでに一般販売が始まっており、本体単体で949ドルです。

厚さ75mmで、冷蔵庫の上に置いたまま使う

FridgePowerの特徴は、厚さ75mmという薄型の筐体です。冷蔵庫と壁のすき間やキッチンの空きスペースに収めやすい想定で、設置は横置き・縦置き・壁掛けに対応します。

もうひとつの軸が、UPS(無停電電源装置)としての動作です。停電を検知すると約10ミリ秒でバッテリー給電に自動で切り替わるため、外出中や就寝中でも冷蔵庫が止まらないとしています。定格出力は1800W、瞬間最大は3600W。冷蔵庫はコンプレッサーの起動時に定格を超える電流が流れるので、この瞬間最大の余裕が効いてくる部分です。冷蔵庫以外にも、水槽のヒーターやポンプなど、常時稼働させたい機器を想定しています。

待機時の自己消費電力を4Wと低く抑えられています。バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO₄)で、10年以上使えるとしています。

スペック

項目仕様
容量2016Wh
定格出力1800W(瞬間最大3600W)
バッテリーリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO₄)
厚さ75mm
重量約19kg
UPS切替時間約10ミリ秒
待機時自己消費電力4W
設置方法横置き/縦置き/壁掛け
工事不要(コンセントに接続)
先行販売Makuakeにて2026年9月1日公開予定
価格未発表

給電時間の目安は、本体単体(2016Wh)で一人暮らし向けの150〜250Lクラスが約30〜40時間、2〜3人家庭向けの300〜450Lクラスが約20〜30時間、500L以上の大型が約15〜20時間としています。

Jackeryも「冷蔵庫向け」の薄型モデルを発売中

同じ発想の製品としては、Jackeryが発売した「Jackery ポータブル電源 SlimPower H1」があります。厚さ67mmでFridgePowerより薄く、こちらも横置き・縦置き・壁掛けの3通りに対応し、停電時は約10ミリ秒でUPS給電に切り替わります。ただし容量は1024Wh、定格出力は800W(瞬間最大1600W)と、いずれもFridgePowerの半分前後です。専用拡張バッテリーを追加すると2048Whまで増やせます。重量は約10.5kgと軽く、冷蔵庫の天板の上に置く使い方も想定されています。

価格はJackery公式サイトで定価11万9800円(税込)、執筆時点のセール価格が7万7870円(税込)です。FridgePowerの日本価格が未発表なので直接の比較はできませんが、米国での本体価格949ドルという水準から見ると、容量・出力で上回るぶん、FridgePowerのほうが上のレンジに来る可能性はありそうです。設置スペースの余裕がどれくらいあるか、守りたいのが冷蔵庫1台だけなのか水槽なども含むのかで、選ぶべき容量は変わってくるところでしょう。

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