ケース不要・USB-C充電に。AIボイスレコーダ「Comu Action Pro」レビュー【PR】

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Comuは2026年8月20日、カード型のAIボイスレコーダー「Comu Action Pro」を発売しました。価格は3万9800円(税込)。発売記念として期間限定で2万9800円になっています。カラーはブラック、シルバー、チェリーレッドの3色展開です。

同社は以前、Comulyticというブランド名で展開しており、今年4月に発売された「Comulytic Note Pro」は以前にレビューしています。本機はそのシリーズの新モデルにあたります。前作は基本的な文字起こしと要約が生涯無料という料金モデルが特徴で、その点は本機にも引き継がれています。

基本機能はサブスク不要。スマホ背面に貼るAIボイスレコーダー「Comulytic Note Pro」レビュー【PR】
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今回、メーカーより製品を提供いただいたので、しばらく使ってみた感想をまとめます。先に書いてしまうと、アプリでできること自体は他社製品とほぼ横並びです。ただ、ハード側の作りだけで十分に差がついている、という印象でした。

専用ケースが要らなくなった

Comu Action Proには大きく2つ特徴があります。その内の1つが、スマートフォンの背面に本体を直接貼り付けられるようになった点です。本体に磁石を内蔵しているので、MagSafe対応のスマートフォンならそのまま貼り付けられます。非対応の機種向けに、マグネットリングも付属しています。

▲本体をそのままスマートフォンの背面に貼り付けられます

Comulytic Note Proを含め、市販されているカード型AIボイスレコーダーの多くは、専用のマグネットケースに本体を入れてから貼り付ける方式です。本体の薄さを優先したためだと思いますが、日常的はケースに入れっぱなしになるので、ケースを省いたのは正解だと思います

▲Comulytic Note Proは専用ケースを介して装着する方式でした

USB-Cで直接充電できる

もう1つの特徴が、本体にUSB-Cポートを備えていることです。

カード型のAIボイスレコーダーは、薄さを優先して独自形状の充電端子を採用する例が多く、前作も専用のPOGOピンケーブルを使う方式でした。この手のケーブルは失くすと充電手段そのものが絶たれるので、扱いに気を使います。USB-Cなら、スマートフォン用のケーブルがそのまま使えます。

▲本体底面のUSB-Cポート

これで便利なのが、最近増えているケーブル一体型のモバイルバッテリーです。本体に直接挿すだけで充電できるので、充電のために持ち歩くものが増えません。前作の方式だと、モバイルバッテリーに加えて専用ケーブルも鞄に入れておく必要がありました。持ち物がひとつ減るというのは、出先で使う機器としては小さくない差だと思います。

▲ケーブル一体型のモバイルバッテリーから、そのまま充電できます

USB-Cポート搭載のためなのか、本体の厚みが増えたので、その分バッテリー容量も400mAhから1000mAhに増え、連続録音時間も最大45時間から約70時間に伸びました。メーカーはこれを業界最長クラスとしています。充電時間は約1.5時間から約2時間になっていますが、容量が2.5倍になって充電時間は1.3倍程度なので、充電の効率自体は上がっている計算です。

厚くなったがケース込みなら変わらない

本体サイズは約91×60×5.5mm(一部7.5mm)、重量は52gで、実測でも52gでした。他社のカード型、たとえばPlaud Note Proが約3mm・30gなので、本体単体で並べると厚く重いのは確かです。

▲奥からComu Action Pro、Comulytic Note Pro、Plaud Note Pro

ただ、ケースを考えると話が変わってきます。Note Proは本体こそ3mm・27.6gですが、スマートフォンに貼るには専用ケースが必須で、ケースを装着した状態では実測6.8mm・54.4gでした。本機はケースが要らないので、5.5mm・51gのまま貼り付けられます。つまり、貼って使う前提なら本機のほうが1.3mm薄く、3.4g軽い計算です。

同じカード型AIボイスレコーダーのPlaud Note Proも同様で、純正ケースに収めた状態だと、実測で厚み7.3mm、重さ56.2gでした。

▲左からComu Action Pro、Comulytic Note Pro(ケース付き)、Plaud Note Pro(ケース付き)。ケースに収めた状態とむしろComu Action Proがコンパクトです
項目Comu Action ProComulytic Note ProPlaud Note Pro
貼り付け時の厚み5.5mm(一部7.5mm)6.8mm(ケース込み実測)7.3mm(ケース込み実測)
貼り付け時の重量51g54.4g(ケース込み実測)56.2g(ケース込み実測)
本体単体約91×60×5.5mm/51g約86×52×3mm/27.6g85.6×54.1×2.99mm/30g
マイク4×MEMS + 1×VPU + 1×指向性マイク3基4×MEMS + 1×VPU×1
ディスプレイ0.95インチAMOLED0.78インチ0.95インチAMOLED
バッテリー/連続録音1000mAh/約70時間400mAh/最大45時間500mAh/最大30時間
充電USB-C専用POGOピンケーブル専用POGOピンケーブル
ストレージ16GB64GB64GB
価格3万9800円(税込)3万円(税込)3万800円(税込)

Comulytic Note Proと比べると、マイクは3基から6基に、ディスプレイは0.78インチから0.95インチのAMOLEDになり、録音状態の確認もしやすくなっています。

一方で、ストレージは64GBから16GBに減りました。数字だけ見れば4分の1です。ただ、70時間を連続で録り続けるような使い方はしませんし、録音のあとすぐに同期してしまうので、私の使い方で容量が足りないと感じたことはありません。本体に録り溜めてから後でまとめて転送する、という使い方をする人は、確認しておいたほうがよさそうです。

文字起こしは横並び。変わったのは「アクション」

マイクは4基のMEMSマイクにVPU、指向性マイクを加えた6マイクアレイ構成で、113言語に対応します。

文字起こしの精度は、正直なところ他社製品と横並びという印象です。前作のレビューでは、同じ話者が続けて話している場面でも発言が細かく区切られてしまう点を挙げましたが、Comu Action Proでは気にならなくなりました。

▲文字起こし画面
▲要約とアクション

Comu Action Proは、録音して終わりにせず、そこからアクションまで作るということをコンセプトにしています。文字起こしのデータをもとに、PPTやメール、ドキュメントのドラフトを生成したり、カレンダーに登録したりできます。

▲制作したパワーポイントのスライド(8ページ)

タスクの実行やAIチャット「Comu」への質問に使う生成AIモデルは、ClaudeやGPT、Gemini、DeepSeek、Kimiなどから選べます。ただし、文字起こしと要約に使われるモデルは、ユーザーが選ぶことはできないようです。

▲タスクの実行に使う生成AIモデルは選択できます

なお、今回私が試したのは最上位のエリートプランの環境です。無料プランでは選べるモデルも使える回数も異なるので、そこは差し引いて読んでください。会話内容から次のアクションを能動的に提案する機能とカレンダー連携については、2026年8月提供予定とのことで、執筆時点では試せていません。

ちなみに、Comu Action Pro上には、録音ボタンとは別に「AIボタン」が搭載されています。これは、AIチャット「Comnu」への音声コマンド入力用です。ボタンを押しながら音声コマンド(音声での指示)を入力し、離すとスマホのアプリに送信されます。

当然、アプリ上でスマホのマイクを使って音声入力もできるので、使いどころが難しいのですが、ちょっとした思い付きをさっと音声入力しておくと、あとからチャット履歴で確認することもできます。

文字起こしと要約は無料のまま。ただしアクションはクレジット制

前作の売りだった「基本機能はサブスク不要」は維持されています。リアルタイムの文字起こしと基本的な要約は、無料のスタータープランでも無制限です。

ただ、PPTやメールを生成するエージェントワークフローは、クレジットを消費する仕組みになっています。実際にPPTを1本生成してみたところ、282クレジットを消費しました。各プランの月間クレジットに当てはめると、次のようになります。

プラン料金(税込)月間クレジットPPT換算
スターター無料5001~2本
プレミアム月1733円(年払い)/月2980円(月払い)5000月17本程度
エリート月4983円(年払い)/月6800円(月払い)4万月141本程度

※PPT1本あたりのクレジットは1回の実測値で、生成する内容によって変動する可能性があります。

録音して文字起こしをするだけなら無料で完結しますが、本機のウリであるアクション生成を日常的に回すのであれば、有料プランが前提になります。このほか無料プランでは、翻訳が月1回、高度なAI分析が月3回までという制限もあります。

▲料金プランの比較

まとめ:ソフトは横並び、ハードで差が付く

Comu Action Proは、正直なところ、アプリでできること自体に目新しさはありません。一歩踏み込んだ「アクション」については便利さを感じる反面、すでにNotebookLMやClaude、ChatGPTなどを利用している人にとっては、Comu内で対応するよりも、そうしたサービスにデータを受け渡せるMCPを用意してほしいというのが本音ではないでしょうか。

その点を差し引いても、ケースの要らない貼り付けとUSB-Cでの直接充電という2点だけで、カード型のAIボイスレコーダーとしてはかなり扱いやすくまとまっていると感じます。

価格は3万9800円(税込)で、前作から9800円、Plaud Note Pro(3万800円)からは9000円高い設定です。ただしPLAUDは無料枠が月300分で、それを超えると有料プランが必要になります。本機は文字起こしと要約が無制限で無料なので、ランニングコストまで含めた総額で見ると、印象は変わってくるのではないでしょうか。

専用ケーブルやケースの管理が煩わしい人、スマートフォンと一体で持ち歩きたい人にとっては、有力な選択肢のひとつだと思います。一方で、スマホと一緒には持たずに単体の薄さと軽さを最優先したい人にとっては51gは軽いほうではありません。また、アクション生成を毎日回す使い方をするなら、有料プランの費用も見込んでおく必要があります。

▲付属品

ジャンルガイド

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タイプ別の違いと選び方を実機レビューを交えて整理しています。

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