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Samsung、モバイル決済サービスのLoopPayを買収 既存の磁気カードリーダを利用可能

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samsunglooppay

Samsungがモバイル決済サービスを展開しているLoopPayを買収したと発表しました。

こういう話題がでるとまたモバイル決済かぁという感じもしますが、今回のインパクトはもう少し大きなものになるかもしれません。

通常、Apple Payを初めモバイル決済を行うには、店舗側に専用の端末が必要です(実際には専用ではなくNFC対応の汎用機)で、この端末はまだどこでも使えるという程には普及していません。

対してLoopPayの技術では、よく見かける磁気カードの読み取り端末を利用することが可能です。クレジットカードなどをシュッと通すあれです。

専用ケース(デバイス)で手持ちのクレジットカードの磁気情報を読み取りアプリに登録。

home-reader

カードを使う場合には専用ケース(デバイス)から磁気情報を送信することで、既存の読み取り端末でも非接触で利用可能になります。

Apple_Pay_vs__LoopPay

店舗側の対応が不要というインパクトは大きいですね。LoopPayのサイトにApple Payとの比較があったりするのですが、Apple Payが全米の小売店の5%未満でしか利用できないのに対して、LoopPayはおよそ90%の店舗で利用可能だということです。

スマートさという点ではApple Payのほうが上かもしれませんが、どこでも使える、店舗側の負担もないとなるとLoopPayが一気に普及する可能性は0ではない気がします。Galaxyシリーズ、米国では売れてるらしいし。

Apple Payの一人勝ちになるのかと思ったけど、ちょっとおもしろくなってきましたね。

(via Android Central)
(source LoopPay(PDF))

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