
イノモ日本株式会社は7月16日、AIスマートグラス「INMO GO3」を発表しました。希望小売価格は9万9800円(税込)で、7月30日に発売します。予約販売期間は7月17日から7月29日まで。カラーはBlack RedとBlack Silverの2色で、Black RedはAmazon、Black Silverはヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店での取り扱いです。
INMOは、中国・成都のSICHUAN YINGMU TECHNOLOGYが展開するスマートグラスブランドで、イノモ日本株式会社はその日本法人です。Frost & Sullivanの市場調査では、オールインワン型AI+ARスマートグラスの2021年から2025年における累計販売台数で世界1位に認定されたとしています。INMO GO3は、軽量で日常使いを狙った「GOシリーズ」の第3世代モデルで、今回が日本初上陸となります。
98言語対応のリアルタイム翻訳
翻訳機能は98言語に対応。会話や講演の内容をリアルタイムで翻訳し、グラス上に字幕として表示できます。「INMO Speaker」と組み合わせれば、双方向の会話翻訳にも対応するとのことです。このほか、メニューや標識、商品ラベルなどを撮影して訳す写真翻訳も可能です。

テレプロンプターや議事録などのAIアシスト
AIテレプロンプターは、話すペースに合わせて原稿を自動スクロールする仕組みで、プレゼンや動画収録の際に自然な目線を保てるとしています。ほかにもAI要約・議事録、リアルタイム文字起こし、マップナビゲーション、スマホを取り出さずに使える通知確認などを備えます。

約58g・交換式バッテリー・カメラカバー
重量は約58gで、フレームにはアルミニウム合金とPA素材を採用。表示系は両眼グリーンのMicro-LED+回折光学導波路で、解像度は640×480ピクセル、最大輝度は1500ニトです。
バッテリーは270mAhの交換式で、付属の充電ケースで交換・充電できる設計です。また、カメラを物理的に塞ぐプライバシーカバーを搭載し、公共の場などカメラ付きグラスへの配慮が求められる場面に対応するとしています。なお、カメラの画素数はリリースでは明らかにされていません。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスプレイ | 両眼グリーンMicro-LED+回折光学導波路 |
| 解像度/視野角 | 640×480ピクセル/30° |
| 最大輝度 | 1500ニト |
| プロセッサー/OS | デュアルコアCPU/RTOS |
| メモリ/ストレージ | 256MB/64GB |
| 通信 | Wi-Fi 2.4GHz、Bluetooth 5.4 |
| オーディオ | マイク×4、スピーカー×2 |
| 操作 | タッチ、物理ボタン、リング、アプリ |
| バッテリー | 交換式270mAh+充電ケース |
| 重量 | 約58g |
| 価格 | 9万9800円(税込) |
Rokid スマートAIグラスとの違いは?
同じ両眼グリーン単色表示(640×480ピクセル)の導波路型AIグラスとしては、国内ではRokid スマートAIグラスが先行しています。Rokidは約49gの軽さと1200万画素カメラが持ち味でしたが、バッテリーは内蔵式で、翻訳を使い続けると2時間持たない印象でした。INMO GO3は約58gとやや重い一方、交換式バッテリー+充電ケースで長時間の運用に振っている点が対照的です。

体験展示も
7月16日から8月16日まで、二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区)で実機の体験展示が行われます。発売前に装着感や表示を確かめたい人は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
