
Razerは2026年8月13日、同社初のアルチザンキーキャップ「Razer Artisan Keycap – Triple-Headed Snake Edition」を発表しました。価格は1万5980円(税込)で、海外ではUS$89.99/€99.99。発売は日本時間で2026年8月23日11時(現地時間8月22日19時/太平洋時間)からで、Razer.comとRazerStoreでの限定販売となります。
「アルチザンキーキャップ」は、レジン(樹脂)を型に流し込んで成形し、手作業で塗装した一点物寄りのキーキャップを指します。もともとは自作キーボード界隈で個人作家が手がけてきたジャンルで、大手ゲーミングブランドが自社エンブレムで参入するのはあまり多くありません。今回はRazerのロゴである三つ首の蛇を立体造形したもので、同社は「Razerコミュニティ、ブランドの歴史、そして『Cult of Razer』を形作る情熱を象徴するアイテム」と位置づけています。
3Dモデリング+レジンキャスト+ハンドペイントの3工程
Razerによる製造工程の説明は、大きく3段階です。
まず、20年以上使われてきた三つ首の蛇のエンブレムを3Dモデリングで立体化します。次に、レジンキャスト製法で成形。配合の比率を調整することで高い硬度を実現しているとのことです。最後に、一点ずつ手作業で塗装と組み立てを行います。

仕上げの検品は2段階で、元の3Dモデルとの照合と、表面の欠陥チェックを行うとしています。工程の性質上、生産数は多くならないとみられ、Razerも「全世界で極めて限定的な生産、なくなり次第終了」としています。

対応スイッチはクロスステム
装着面はクロスステム(十字軸)に対応し、ほとんどのRazerキーボードに取り付けられるとのことです。クロスステムはCherry MX互換の一般的な形状なので、他社キーボードでも同形状のスイッチであれば物理的には合う可能性はありますが、Razerは公式に「ほとんどのRazerゲーミングキーボードおよび互換デバイス」とだけ案内しています。
なお、立体造形のキーキャップは背が高くなりがちで、隣接キーとの干渉やタイピング時の当たり方は実物を見ないと判断しにくいところです。

発売は日本時間8月23日11時から
発売は日本時間8月23日11時から。数量限定かつ販売チャネルがRazer.comとRazerStoreに絞られているので、発売直後に品切れになる可能性はあります。1万5980円というキーキャップ1個の価格をどう見るかは人によりますが、実用品というよりコレクション寄りのアイテムと考えたほうが納得しやすいのではないでしょう
個人的には、リアルな3つ首蛇よりも、SNEKI SNEKのキーキャップが欲しいところです。

