
Razerは2026年9月1日(現地時間)、折りたたみ式のモバイルゲーミングコントローラー「Razer Prio」を発表しました。日本のRazer公式オンラインストアにも製品ページが公開され、2026年9月2日時点で1万6980円(税込)で注文できます。バッテリーを内蔵せず、スマートフォンとUSB Type-Cで直接つなぐタイプです。
Razerのスマートフォン向けコントローラーは、本体を左右から挟み込む「Kishi」シリーズが長らく主力でした。Prioはその隣に置かれる新しい選択肢で、公式サイトの仕様比較にもKishi V3、Kishi V3 Proと並べて掲載されています。重量はKishi V3が175g、Kishi V3 Proが268gなのに対し、Prioは101g。折りたたむと101×67mmになり、Razerはクレジットカード大に収まるとうたっています。日本のRazerストアではKishi V3も1万6980円からなので、選択の分かれ目は価格ではなく重量と機能差になります。
ひねって解除する折りたたみ構造
Prioの中心にあるのは、本体をひねってロックを解除し、手のひらサイズからフルサイズへ展開する機構です。Razerはこれを独自の折りたたみデザインとしており、ポケットや小さなバッグに入れて持ち歩き、空いた時間に取り出して使う場面を想定したと説明しています。
対応するスマートフォンは最大7インチまでで、iPhone 17 Pro MaxやGalaxy S26 Ultraのような大型モデルも装着できるとのことです。一般的なスマホケースの多くにも対応しており、ケースを外さずにセットできるとしています。
フルサイズのレイアウトと静電容量式スティック
折りたたんでもボタンを削っていない点も、Razerが押し出しています。展開後は2本のアナログスティック、4方向のDパッド、フェイスボタン、バンパー、トリガーがそろい、4つのマルチファンクションボタンも備えます。
アナログスティックには静電容量式センサーを採用しました。Razerはドリフトに強く、揺れる乗り物でも狙いを保ちやすいとしています。フェイスボタンは静音のタクタイル仕様で、電車内や夜間の自宅など音を立てにくい場面を意識したとのことです。携帯前提の製品としては理にかなった仕様ではないでしょうか。

充電が不要で、クラウドとリモートプレイにも対応
Prioは内蔵バッテリーを持たず、USB Type-Cでつないだスマートフォンから給電を受けます。充電や電池交換の管理が要らない代わりに、Kishi V3シリーズが備えるパススルー充電には対応しません。長時間のプレイではスマホ側のバッテリー残量がそのまま制約になります。
ソフト面では、Razer Cortex Mobileを呼び出す専用ボタンを搭載しました。押すとアプリのライブラリが開き、対応ゲームへ直接入れる仕組みです。アプリ自体の利用料は不要ですが、内部の一部機能は有料になる場合があるとしています。プレイ先はモバイルゲームのほか、Xbox Cloud Gaming、Steam Link、PSリモートプレイ、Razer PCリモートプレイに対応します。いずれも対応サービスの契約が別途必要です。
主なスペック
| 項目 | 内容(仕様) |
|---|---|
| タイプ | 折りたたみ式モバイルゲーミングコントローラー |
| 接続 | USB Type-C直結 |
| 対応スマートフォン | 最大7インチ(iPhone 17 Pro Max、Samsung Galaxy S26 Ultraなど) |
| 対応OS | iOS 18以降/Android 14以降 |
| 操作系 | 静電容量式アナログスティック×2/4方向Dパッド/フェイスボタン/バンパー/トリガー |
| マルチファンクションボタン | 4つ |
| 専用ボタン | Razer Cortex Mobile起動ボタン |
| 電源 | 内蔵バッテリーなし(充電不要)/パススルー充電は非対応 |
| サイズ | 約101×67mm(折りたたみ時) |
| 重量 | 101g |
| 対応サービス | Xbox Cloud Gaming/Steam Link/PSリモートプレイ/Razer PCリモートプレイ |
| 価格 | 1万6980円(税込) |



