
RayNeoは2026年9月4日、ARグラス「RayNeo GT Max」と「RayNeo GT」を国内で発売しました。価格はGT Maxが通常販売価格6万7980円(発売記念価格6万2980円)、GTが通常販売価格5万2980円(発売記念価格4万7980円)です。GT Maxは同日16時頃(日本時間)から販売を開始します。販売チャネルはRayNeo公式サイトと、Amazon.co.jp内のRayNeo公式ストアです。
GT Maxは2026年6月に発表された時点では国内発売が未定で、日本での展開は準備中とされていました。今回、その発売時期と価格が確定したことになります。あわせて、視野角を抑えて軽量化した下位モデルのGTも同時に投入されます。同社は同じ9月4日に、AIアシスタント軸の新シリーズ「RayNeo iO Smart Glasses」の予約販売も始めており、映像視聴向けのGTシリーズとAI向けのiOで、性格の異なる2ラインを並べる形になりました。

GT MaxとGTの違いは視野角と重量
両モデルの主な差は、光学エンジンと視野角、そして重量です。GT MaxはPeacock Optical Engine 3.0 Maxを搭載し、視野角は59度。約6m先に227/267/307インチ相当の画面を表示できるとしています。重量は約78gです。

一方のGTはPeacock Optical Engine 3.0を搭載し、視野角は46度。同じ約6m先で136/201/231インチ相当の表示になります。重量は約68gで、GT Maxより10g軽くなっています。
興味深いのは角解像度で、GT Maxが38PPD、GTが49PPDと、下位モデルのGTのほうが高い数値です。同じパネルで視野角を広げれば、1度あたりの画素数は下がります。画面の大きさを取るか、きめ細かさと軽さを取るかという選択になりそうです。RayNeoも「広い視野角と大画面による没入感を重視するユーザーにはGT Max、軽さと映像・音響性能のバランスを重視するユーザーにはGT」と、住み分けを説明しています。
ディスプレイと音響は共通仕様
ディスプレイは両モデルとも第5.5世代のデュアルレイヤーMicro-OLEDで、入眼輝度は最大1200nits、リフレッシュレートは120Hzです。映像処理チップ「Vision 4000」と、空間コンピューティングチップ「Zone 360」も共通で搭載します。Zone 360により、頭の動きに合わせて画面位置を固定する3DoFの空間表示に対応するとのことです。
音響はAudio by Bang & Olufsenの4スピーカー構成。こちらも両モデル共通です。
接続はUSB-C(DisplayPort)で、映像出力に対応したAndroidスマートフォン、iPhone 15シリーズ以降、パソコンなどにつなげます。別売りの「Pocket TV Pro」を組み合わせるとDolby Visionに対応し、AIによるSDRからHDRへのリアルタイム変換も利用できるとしています。ゲーム機は別売りのHDMIアダプター経由で接続する形です。度付きレンズは専用インサート(別売り)で対応します。

主なスペック
| 項目 | RayNeo GT Max | RayNeo GT |
|---|---|---|
| 光学エンジン | Peacock Optical Engine 3.0 Max | Peacock Optical Engine 3.0 |
| 視野角 | 59度 | 46度 |
| 画面サイズ | 227/267/307インチ相当(約6m先) | 136/201/231インチ相当(約6m先) |
| 角解像度 | 38 PPD | 49 PPD |
| ディスプレイ | 第5.5世代デュアルレイヤーMicro-OLED | 同左 |
| 入眼輝度 | 最大1200nits | 最大1200nits |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 映像処理チップ | Vision 4000 | Vision 4000 |
| 空間コンピューティング | Zone 360(3DoF) | Zone 360(3DoF) |
| 音響 | Audio by Bang & Olufsen 4スピーカー | 同左 |
| 接続 | USB-C(DisplayPort) | USB-C(DisplayPort) |
| 重量 | 約78g | 約68g |
| 通常販売価格 | 6万7980円 | 5万2980円 |
| 発売記念価格 | 6万2980円 | 4万7980円 |
発売記念価格の適用期間について、リリースでは「各販売ページを確認してほしい」とするにとどまり、終了時期は明示されていません。購入を検討する場合は、販売ページ側の表示を確認したほうが良さそうです。

