SwitchBotが、屋外でも使える「SwitchBot 防水温湿度計」を発売しました。Amazonでの単体発売が見つけられなかったのですが、SwitchBotの公式サイトでは1980円(+送料535円)で購入可能です。送料は、2個買うなどしてトータル2000円以上になれば無料になります。
SwitchBotには、すでに温湿度計や温湿度計プラスなどがありますが、それらとは違い、本体にディスプレイがありません。代わりに非常にコンパクトかつIP65の防水防塵性能を有しています。
バッテリーは単4電池を2本使用(電池は付属していました)。電池寿命は約1年とのこと。
本体にディスプレイなどはないので、あとは温度や湿度を計測したい場所に置いておくだけ。その計測値はアプリ上で確認可能ですが、既存の温湿度計とは違い、温度や湿度以外にも絶対湿度、露点温度、VPDを表示できます。
VPDは、一般家庭で気にするような項目ではないと思いますが、温室の管理などでは目にすることもある項目です。製品的に温室でも使えるので対応しているのかもしれません。
ちなみに絶対湿度は、温度によらない単位体積あたりの水分量、露点温度は空気中の水分が水滴になる温度、VPD(Vapor Pressure Deficit)は日本語では「飽差」と言われますが、1立方メートルの空間にあとどれだけ水蒸気を含むことができるかを示すものです。正直なところ、一般家庭では温度と湿度だけで十分でしょう。
それぞれの項目は、予め設定した範囲を超えたらアラームを出すようにもできます。
とりあえず、室内にはハブ2を含めて十分な数の温湿度計があるので、防水温湿度計はベランダで使ってみる予定です。厚さ寒さに弱い植物を避難する際の目安になれば……と思っています。