Google Fitbit Airは足首でも使える?睡眠・歩数・心拍数をPixel Watch 4と比較

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Googleが5月末に発売したフィットネストラッカー「Google Fitbit Air」。発売直後から、「足に装着できる」という話題が広まっていました。

スマートウォッチなどを手首に装着する場合、筋トレ時に外す必要があったり(リストラップやパワーグリップを使うときに邪魔になる)、自分の好きな時計を装着したい場合などに悩ましかったり。あるいは、レビュー用にスマートウォッチやフィットネストラッカーを複数装着しなければいけないときに、手首の数が足りなくなったりするので、足に装着できるのなら助かります。

ということで、実際のところどんなものなのか、Fitbit Airを足首に、Pixel Watch 4を手首にはめて計測値を比較してみました

足首への装着方法

足首に装着する場合、センサー位置は足の内側、内くるぶし上の少しアキレス腱側になるようにします。この付近には後脛骨動脈という太い血管があり、ここで心拍を計測できます。内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみに指を添えると、指で脈が計れるのですが、くるぶしが邪魔でこの位置にはセンサーを置けません。このため、ちょっとずらして内くるぶしの上側に配置します。

この場所だと足首の動きの邪魔にならず、装着していてもほとんど気になりません。ブーツやハイカットの靴だと当たるかもしれませんが、普通の丈の靴なら問題ないでしょう。

靴下を被せても違和感はありませんでした。

計測結果

従来のFitbitアプリは、1アカウントに1デバイスしか接続できませんでしたが、Google Healthになったことで、複数デバイスの接続が可能になりました。

計測データもソースごとに切り替えて表示できるので、今回はGoogle Health上でPixel Watch 4とFitbit Airを切り替えて計測値を確認しました。

睡眠

睡眠ログを見ると、ベッドにいた時間は大きく異なりますが、睡眠時間自体は誤差の範囲となっています。このときは、23時に横になったものの、しばらくスマホをいじっていたのでPixel Watch 4側が正確な気はします。とはいえ、「ベッドにいた時間」と考えるならFitbit Airが正確とも言えそうです。どちらにしろ、睡眠時間そのものは、ほぼ同等と言えるでしょう。

歩数

歩数に関しては、Fitbit Airが若干少なめになっていますが、こちらもほぼ誤差と言えるでしょう。ネット上では、「足首に装着した方が歩数は正確に測れる」という意見もあるようですが、一般的なスマートウォッチやフィットネストラッカーは手首に装着することを前提とし、手首の振りなども加味して計測が最適化されているはず。そのまま足首に装着しても、より正確になるわけではありません。

とはいえ、今回の結果を見る限りでは、そこまで大きくずれることはないようです。

心拍数

心拍数に関しては、ほぼ一致していました。足首でも問題なく計測できると考えて良さそうです。ちなみに、睡眠中の「安静時の心拍数」「心拍変動」もほぼ一致する結果となりました。

足首への装着は、意外と実用的

今回の比較を通じてわかったのは、Fitbit Airを足首に装着した場合でも、睡眠・歩数・心拍数のいずれもPixel Watch 4と大きくずれない、という点です。完全に同一ではないものの、日常的なフィットネスログとして使う分には、十分な精度と言えそうです。

足首装着の最大の利点は「手首を空けられる」ことに尽きます。筋トレ中にリストラップと干渉することもなく、スーツなどのフォーマルな場面でも目立ちません。強いて挙げるなら、もともと足首装着を想定していない製品なので、足首が太めの人はバンドが届かない可能性がある点でしょうか。CADデータが公開されているだけに、サードパーティ製バンドへの期待を持ちたいところです。

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運動中に手首を空けたい人や、複数のウェアラブルを同時に使いたい人には、足首装着という選択肢を検討する価値はありそうです。一方で、バンド長が不安な人は購入前に足首周りのサイズを確認しておいた方が良いでしょう。

なお、当然ながらFitbit Airは足首への装着を想定した製品ではありません。他の計測値では大きな誤差が生じる可能性もあるので、それは考慮しておく必要があります。そのあたりも含めて、しばらくはこのままFitbit Airを足首に装着して過ごしてみたいと思います。

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