
SB C&Sは2026年8月18日、AIイヤホン「GLIDiC AI +u Buds」を発売しました。希望小売価格は2万9800円(税込)。カラーはホワイトの1色です。トレテク!ソフトバンクセレクションをはじめとする各オンラインショップで8月18日から、全国のソフトバンクショップでは9月4日から取り扱われます。
同社が2026年に立ち上げたAIプロダクトブランド「GLIDiC AI」の第1弾製品にあたります。3月24日に発表され、6月29日まではMakuakeで先行販売が行われていました。SB C&Sは、先行販売では「会議・商談の記録」「議事録作成の負担軽減」「講義・取材での活用」といったビジネス用途を期待する声が多く寄せられたとしています。録音して終わりにせず、要約から「次の一手」の提案までを返すことを核に据えた製品です。

イヤホン・レコーダー・アプリの3wayで録音する
録音の方法は3通り。イヤホンのボタン、充電ケース背面に収まる薄型レコーダー、専用スマホアプリのいずれからでも、ワンプッシュで録音を開始できます。レコーダーは磁力で吸着する仕様で、MagSafe対応のiPhoneやスマホケースに貼り付けて使うこともできます(MagSafeステッカーが同梱)。

録音時間はイヤホンが約6時間(左右計)、レコーダー単体が約20時間。イヤホンを着けにくい場面はレコーダー、移動中に思いついたことはイヤホン、というように場面で持ち替える前提の構成になっています。
録音した音声は、専用アプリで文字起こしと要約を作成します。要約は場面に合わせた14種のテンプレートを用意し、文字起こしは話者ごとに分けて行うとしています。
論理の「コーチ」と、寄り添う「バディ」
本機の特徴は、要約の先にあるアドバイス機能です。「コーチモード」は会議の論点や曖昧な部分を整理し、何を決めるべきか、どの順番で進めるべきかといった行動計画に落とし込みやすくする方向で支援するとしています。一方の「バディモード」は、次はどのように話せばよいか、どう伝えれば誤解を減らせるかといった、コミュニケーション寄りの助言を担当します。
アドバイスの内容は、事前に登録した業界・職種・立場・目標などのプロフィールと、蓄積された録音データを組み合わせて決まる設計です。声紋を登録しておくとミーティング中の自分の発言を識別し、使い続けるほどアドバイスがパーソナライズされていくとのことです。

過去の録音データや要約は「Talk AI」で音声から呼び出せます。ただしTalk AIはAI有料プラン限定の機能で、イヤホンから使う場合はアプリを開いておく必要があります。テキストで対話する「Ask AI」も用意されています。
料金はプランで分かれる
アプリの基本機能は無料で使えますが、文字起こし時間とTalk AIの有無で有料プランが2つに分かれます。

なお、文字起こし時間は無料プランが月300分、プロプランが月1200分、アンリミテッドプランが無制限となっています。
ソフトバンクショップでは、プロプラン1年分を付帯した「有料コードパック」を4万2048円(税込)で販売します。本体2万9800円とプロプラン年額1万4800円を単純に足すと4万4600円ですので、2552円分安い計算になります。
主なスペック
| 項目 | 内容(仕様) |
|---|---|
| タイプ | オープン型(フック式)ワイヤレスイヤホン+分離式レコーダー |
| 録音方法 | イヤホン/レコーダー/スマホアプリの3way |
| ドライバー | ダイナミック型 Φ12mm |
| 接続 | Bluetooth 5.4(対応コーデック:AAC/SBC) |
| 連続再生時間 | 約8時間(充電ケース併用時 約32時間) |
| 録音時間 | イヤホン 約6時間(左右計)/レコーダー 約20時間 |
| 急速充電 | 10分の充電で約1.5時間再生 |
| 防水性能 | イヤホン・レコーダーともIPX4 |
| 質量 | イヤホン片側 約9.2g/一式 約97g |
| 対応OS | iOS 26/Android 15以上 |
| カラー | ホワイト |
| 価格 | 2万9800円(税込、希望小売価格) |
そのほかの仕様
イヤホンはオープン型のフック形状で、ダブル磁気回路とDLC振動板を採用。4基のマイクとノイズ抑制により、騒音下でも声をクリアに収音するとしています。アプリにはイコライザーがあり、ボーカル重視・低音重視といった音質の切り替えや低遅延モードの設定が可能です。SiriやGeminiの音声コントロール、Google Fast Pair(Android端末のみ)にも対応します。
セキュリティ面では、記録データを日本国内のクラウドで管理し、音声データや文字データは暗号化して送受信するとしています。入力された情報はユーザーへの回答生成と精度向上には使われるものの、AIモデルの学習・改善には利用しないと明記されています。会話内容とユーザー情報の取り扱いを分離する設計も採用しているとのことです。
