モトローラが着せ替えジャケットで機能を追加できるMoto Modsに対応したMoto Z、Moto Z Playを日本で発売すると発表しました。
10月中旬に発売ということです。
ハイエンドなMoto ZとハイミドルなMoto Z Play
Moto Zは6月、Moto Z Playは9月に海外で発表された機種で、どちらもディスプレイは5.5インチの端末になります。
Moto Zシリーズとしては最上位のMoto Z Forceが発表されていますが、これは国内では出ないようです。
Moto ZはSnapdragon 820を搭載したハイエンド端末、moto Z PlayはSnapdragon 625を搭載したハイミドル端末です。
国内SIMフリーとしてSnapdragon 820搭載端末がでるのは初めてかな?
とりあえずスペックを比較すると下記のような感じになります。
比較として、9月28日に国内でも発表されるであろうASUS Zenfone 3を並べてみました。
Moto Z Play | Moto Z | Zenfone 3 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.5インチ | 5.2/5.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080 | 2560 x 1440 | 1920 x 1080 |
プロセッサ | Snapdragon 625 2.0GHz オクタコア |
Snapdragon 820 2.2GHz クアッドコア |
Snapdragon 625 2.0GHz オクタコア |
RAM | 3GB | 4GB | 3GB/4GB |
ストレージ | 32GB + microSD | 32/64GB + microSD | 32/64/128GB + microSD |
リアカメラ | 16MP F2.0 | 13MP F1.8 OIS | 16MP |
フロントカメラ | 5MP F2.2 | 5MP F2.2 | 8MP |
バッテリ | 3,510mAh | 2,600mAh | 3,000mAh |
高さ | 156.4mm | 153.3mm | 152.59mm |
幅 | 76.4mm | 75.3mm | 77.38mm |
厚さ | 6.99mm | 5.19mm | 7.69mm |
重さ | 165g | 136g | 155g |
WiFi | 802.11 a/b/g/n | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 b/g/n/ac |
USB | Type-C | Type-C | Type-C |
価格 | 53,800円 | 85,800円 |
Moto ZとMoto Z Playではカメラの画素数が逆転しているのが面白いですね。
ただ、Moto Zのほうは光学式の手振れ補正に対応しています。
着せ替えジャケット Moto Mods
Moto Zシリーズの特徴でもある、背面に装着できる着せ替えジャケット Moto Modsもリリースされます。
それぞれの特徴と価格は下記。
Moto Mods | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
スタイルキャップ(ナイロン) | 1,980円 | 着せ替えジャケット。本体に付属 |
スタイルキャップ(オーク) | 2,980円 | 木製の着せ替えジャケット |
スタイルキャップ(レザー) | 3,480円 | 革製の着せ替えジャケット |
プロジェクターMods | 33,800円 | 480p、50lmのプロジェクター |
ハッセルブラッドTRUEZOOM | 28,800円 | 12MP f3.5-6.5 光学10倍ズーム |
コンサートMods | 11,800円 | 3W x 2のJBL製スピーカ |
Incipio offGRID パワーパック (ワイヤレスチャージ) |
10,800円 | 2220mAhの増設バッテリ。 Qi、PMA両対応 |
Incipio offGRID パワーパック | 8,800円 | 2220mAhの増設バッテリ |
「JBL SoundBoost」がなぜ「コンサート Mods」になってしまうのかが謎ですが、現在販売されているMoto Modsは一通りリリースされるようです。
本体が8万円を超えるMoto Zはともかくとして、Moto Z PlayでもハッセルブラッドTRUEZOOMと一緒に購入すると82,600円(税抜)になってしまうのはちょっと財布に厳しいですね。
SIMフリーもハイミドル~ハイエンド志向に?
これまで国内で販売されてきたSIMフリー端末は、1万円~3万円程度のエントリー~ミドルクラスがほとんどでしたが、最近では5万円を超えるようなハイミドル端末も徐々に増えてきました。
今回、motorolaがフラッグシップのmoto Zを国内投入することで、この流れが加速するかもしれません。
HUAWEIはすでにPシリーズを発売していますし、ASUSもZenfone 3を投入予定です。
SonyやSamsungにも続いてほしいところですが、キャリアとの関係が深いところは難しいのかなぁ?
※追記:Amazonでも予約が開始されました。
発売は10月30日ということになっています。