今秋に日本上陸を発表したNetflixが「ゼルダの伝説」の実写版を制作しているとWall Streat Journalが伝えています。
Netflixは既存の映画やテレビ番組をストリーミングするだけでなく、オリジナルコンテンツの制作にも力を入れており、先日もオリジナルコンテンツ制作のために15億ドルの資金調達を発表したばかりです。
肝心の実写版の内容ですが、「リンクという普通の少年がゼルダ姫を助け出し、ハイラルというファンタジー世界を救う」ということで、どうやら原作通りの内容となるようですね。
また、脚本家向けには「家族で見れるゲーム・オブ・スローンズ」と説明されているようです。
ゲーム・オブ・スローンズはHBOが作成しているTVシリーズ。ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」が原作となっており、原作にほぼ忠実に制作されています。
1シーズン(10話)あたりの制作費は5000万ドル(約59億円)とかなりお金のかかった本格派ファンタジーです(第4シーズンまで放映済み。5,6シーズンの制作が決定しています)。
日本ではスター・チャンネルでシーズン3まで放映されていますが、内容が残酷だったりエロすぎたりと家族で見るには微妙だったりもするので、このあたりをマイルドにするのでしょう。何にしろ、かなりの本格ファンタジーが期待できます。
まだ製作の初期段階にあるということで、実際に見ることができるのは当分先になりそうですが、いまから楽しみです。
実は任天堂のコンテンツが実写化されるのはこれが初ではなく、1993年にスーパーマリオが「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」として実写映画化されています。日本でも公開されたようですがまったく記憶にないなぁ。スーパーマリオの名前は付いているものの独自の世界観で作られており、日米ともにヒットはしなかったようです。
(via engadget)
(source Wall Streat Journal)