Googleが「Search profiles」を発表──クリエイターやメディアが検索上にプロフィールを作れる新機能

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Googleは2026年6月4日、パブリッシャーやクリエイター向けの新機能「Search profiles」を発表しました。Google検索上に専用のプロフィールページを持てるというもので、自分のコンテンツを一か所にまとめてアピールできるようになります。

Search profilesとは

Search profilesは、クリエイターやパブリッシャー、ブランドが自分の存在感を検索上で示すための専用スペースです。最新の記事、動画、ソーシャルポストを1か所に集約でき、訪問者に対してどういったコンテンツを発信しているかを伝えやすくなります。

プロフィールページにアクセスする方法は複数あります。Google検索のナレッジパネル(著名な人物や場所、事物に表示される情報ボックス)から、Google Discoverでパブリッシャー名をタップして、または直接URLを介してアクセスできます。現時点ではモバイルでのアクセスを前提とした設計になっているようです。

Search profilesを作成・管理(クレーム)するには、主要なソーシャルメディアまたは動画プラットフォームのいずれかで一定規模のフォロワーがいることが条件になっています。少なくとも以下にあげた1つのコンテンツプラットフォームで、一定数以上の購読者またはフォロワーが必要です。

  • YouTube: 100,000
  • Instagram: 100,000
  • X: 100,000
  • TikTok: 300,000

承認されると、アバター、プロフィール説明(bio)、ウェブサイトURL、SNSや動画プラットフォームへのリンクなどをカスタマイズできます。また、プロフィールを登録すると、対象となるパブリッシャーやクリエイター向けのナレッジパネルが作成される場合があるとのことです。すでにナレッジパネルがある場合は、アバターや最新コンテンツ、プロフィールへの直接リンクが追加される形で拡張されます。

ユーザーがSearch profilesからフォローを行うと、GoogleアプリのホームフィードであるDiscoverに、そのクリエイターやパブリッシャーのコンテンツが表示されやすくなるとのことです。

ソーシャルメディア的な「フォロー」の概念を検索に持ち込む形になっていて、記事を読んだユーザーが継続的にそのサイトのコンテンツを目にしやすくなる可能性があります。

現時点でのSearch profilesの提供は米国に限られています。他の地域への展開やさらなる機能追加については、今後の対応を検討中とGoogleは説明しています。

AI概要が広がるなかでの新たなアピール手段に

Search profilesが発表されたタイミングは、パブリッシャー側にとって少し複雑な状況と重なります。GoogleのAI概要(AI Overviews)が検索結果に組み込まれるようになってから、ユーザーが検索結果ページ内で情報を完結させてしまうケースが増え、サイトへのクリックが減少したという声がパブリッシャーの間で聞かれています。

Search profilesは、少なくともGoogleの検索エコシステム上でブランドや媒体としての存在感を保つ手段にはなりそうです。記事を読んでもらえる機会が減る一方で、「どこのメディアか」「誰が書いているか」をユーザーに認知してもらうことは、中長期的な信頼構築の面では引き続き意味があるでしょう。

ただ、Discoverへの露出増加が実際の流入増につながるかどうかは、使ってみないとわからない部分もあります。日本向けの展開タイミングも現時点では不明なので、今後の続報を待つかたちになりそうです。

Source:A new profile to help publishers and creators highlight their work on Search

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