Android XR搭載グラス「XREAL AURA」一般予約開始。11月27日発売予定

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XREALは2026年11月2日、Android XRを搭載したXRグラス「XREAL AURA」を国内で正式に発表し、公式オンラインショップで一般向けの予約受付を始めました。価格は12GB RAM+256GBモデルが22万9800円(税込)、16GB RAM+512GBモデルが26万9800円(税込)です。発売予定は11月27日14時で、11月下旬から順次発送するとしています。

▲XREAL AURA

AURAは、6月のAWE 2026に合わせて早期予約が始まり、10月には予約パス保有者向けの残額決済が始まっていた製品です。今回の発表で、パスを持っていない人も通常の予約で購入できるようになりました。

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年内は2万9900円引き、予約パス保有者にも同額をキャッシュバック

全額前払いで予約すると年内は2万9900円引きとなり、実際の購入価格は19万9900円(税込)からです。販売はXREAL公式オンラインショップのほか、国内の通信キャリア各社と全国の取扱量販店でも行います。

公式オンラインショップで全額前払いの一般予約をすると、期間限定の特別価格が自動で適用されます。キャンペーンは年内に終了する予定です。

モデル通常価格(税込)キャンペーン価格(税込)予約パスのキャッシュバック
12GB RAM+256GB22万9800円19万9900円2万9900円
16GB RAM+512GB26万9800円23万9900円2万9900円
※キャンペーン価格はAURA本体の単体購入のみが対象です。予告なく変更・終了する場合があります。

すでに予約パスを持っている人にも、同じ2万9900円が還元されます。11月2日までに残額決済を済ませた「初回限定パス」「特典プログラム」「旧・予約パス」の保有者は、決済後に2万9900円がキャッシュバックされます。「新・予約パス」の保有者は残額決済の時点で同額が差し引かれるため、キャッシュバックの対象にはなりません。

パスの充当額をもとに計算すると、3万円の予約パスを使った人の支払総額は、12GB+256GBモデルで19万9900円になります。一般予約のキャンペーン価格と同じ金額です。1万5000円で3万円分が充当される特典プログラムの場合は18万4900円です(いずれも筆者計算)。値下げ分はパス保有者にもそのまま還元され、パス保有者には発送の優先権が残る、という整理になります。

発送の順番は、10月17日までに残額決済を済ませた初回限定パスの保有者が最優先です。次にその他のパス保有者、最後が全額前払いの一般予約となります。パスの残額決済が2027年4月28日23時59分までに完了しなかった場合は、パスが自動でキャンセルされ、代金は全額返金されます。

キーボードとコントローラーも同時発売、バンドルは3種類

専用アクセサリーとして、折りたたみ式の「XREAL ワイヤレスキーボード」(1万2980円)と、ゲーミング周辺機器メーカーのGameSirと共同設計した「XREAL ゲームコントローラー」(1万8990円)も同日に予約受付を始めました(いずれも税込)。キーボードは最上段に、Android XRのシステム操作や「Gemini Live」を呼び出す専用キーを備えています。コントローラーはホールエフェクト方式のスティックとトリガーを採用し、Homeボタンの長押しでGemini Liveを呼び出せます。

なお、メーカーはキーボードを「PCの完全な代替を意図するものではない」としています。コントローラーも一般的なゲームパッドで、6DoFの空間トラッキングには対応しません。

▲XREAL ワイヤレスキーボードとXREAL ゲームコントローラー

本体とアクセサリーを組み合わせたバンドルは次の3種類です。

バンドル構成12GB+256GB(税込)16GB+512GB(税込)
プロダクティビティ・バンドル本体+ワイヤレスキーボード21万2880円25万2880円
ゲーミング・バンドル本体+ゲームコントローラー21万8890円25万8890円
オールインワン・バンドル本体+キーボード+コントローラー23万1870円27万1870円

バンドルは前述のキャンペーンの対象外ですが、価格はキャンペーン価格の本体に、アクセサリーの単体価格を足した金額と一致します。年内に買うなら、バンドルでも別々に買っても支払額は変わりません。バンドルは1人2点までで、同梱のアクセサリーは本体と同時に発送されます。

このほか、JUN GINZAと提携した専用の度付きレンズフレームも用意されています。普段メガネを使っている人は、こちらで度付きレンズを作ることになります。

発表会では「日本初のAndroid XR搭載ハードウェア」と強調

発表会に登壇したXREAL 創業者兼CEOのチー・シュー(Chi Xu)氏は、AURAを日本で初めて発売するAndroid XR搭載のハードウェアだと紹介しました。

▲XREAL 創業者兼CEO チー・シュー(Chi Xu)氏

続いて登壇したGoogleのAndroid XRパートナーシップ担当ディレクター、ルーシー・ジン(Lucy Jin)氏は、AURAを「Android XRを搭載した初の有線接続型XRグラス」と表現しています。

▲Google Android XRパートナーシップ担当ディレクター ルーシー・ジン(Lucy Jin)氏

AURAは、グラス本体と、演算とバッテリーを担う「コンピュートパック」をケーブルでつなぐ構成です。コンピュートパックには、AURAが初採用となるQualcommの「Snapdragon Reality Elite」を搭載しています。グラス本体は95g未満、コンピュートパックは約265g。重い部品を顔から下ろすことで、長時間の装着に耐える重さにしたとジン氏は話していました。バッテリー駆動時間について、XREAL 製品戦略・エコシステム統括の高天夫氏は3.5時間前後と説明しています。

ディスプレイはソニー製のマイクロOLEDで、視野角は最大70度です。XREALのこれまでの製品と同様に、レンズ越しに周囲が見える光学シースルー方式を採用しています。ソニーセミコンダクタソリューションズ ディスプレイデバイス事業部の北洋輔氏は、マイクロOLEDがシリコン基板上に形成するディスプレイで、5000ppiの高精細化ができると紹介しました。両社の取引は2018〜2019年ごろ、XREALの前身であるnrealの時代に始まったとのことです。

ディスプレイはTÜVラインランドの「Eye Comfort」認証も取得しており、発表会では同社アジア太平洋電気部門担当副社長のテレス・チャン(Terrence Cheung)氏から証書が授与されました。取得したのは、Eye Comfort 5つ星、高視認性、低ブルーライト、フリッカーフリー、色精度の5種です。

▲TÜVラインランドの証書授与式

高氏のプレゼンでは、具体的な使い方も紹介されました。主なものは次のとおりです。

  • ハンドトラッキングと音声で操作:6DoFの空間トラッキングに対応し、基本の操作は手で行う。暗い場所では、コンピュートパックのタッチパッドをマウスパッド代わりに使える
  • Geminiに見ているものを尋ねる:目の前の景色やゲームの攻略法、アプリの操作方法などを質問できる。散らかったウィンドウの整理も声で頼める
  • トラベルモード:新幹線、タクシー、飛行機の中でも画面を固定できる。カーブや坂道でも表示が流れないとのこと
  • 有線ミラーリング:PCやゲーム機をUSB-Cでつなぎ、その画面を大きな仮想ディスプレイとして表示する。横にほかのアプリを並べることもできる

アプリはGoogle Playに対応し、YouTube、Netflix、U-NEXTなどの動画配信アプリも使えます。XR専用のコンテンツは150種類以上です。国内の開発会社のタイトルとしては、キャラクターを等身大で表示するアプリ「ホロモデル」(2027年春公開予定)や、VRミステリーアドベンチャー「東京クロノス」(11月中旬配信予定)が紹介されました。東京クロノスはコントローラーを使わず、すべてハンドトラッキングで操作できるとのことです。

▲AURAではGeminiを利用可能。カメラで見ているものについて質問することもできるとのこと

会場では、KDDIとNTTドコモからのビデオメッセージも流れました。福岡、東京、大阪では「プレミアム体験会」の開催も予定しています。

「XREAL AURA プレミアム体験会」開催要項・ツアースケジュール

項目内容
イベント名称XREAL AURA プレミアム体験会(福岡・東京・大阪限定体験ツアー)
スローガン未来が、あなたの街にやってくる
特設サイト(応募URL)https://www.xreal.com/jp/aura-tour
参加費無料(事前申し込み・オンライン抽選制)
【第1弾 福岡会場】・開催日程:2026年11月14日(土)11:00〜19:00
・開催会場:福岡大名ガーデンシティ・ステージ(福岡県福岡市中央区大名2-6-50)
・応募期間:2026年11月2日(月)14:00〜11月10日(火)23:59
・当選発表:2026年11月11日(水)より順次メールにて通知
【第2弾 東京会場】・開催日程:2026年12月1日(火)10:00〜18:00、12月2日(水)10:00〜17:00
・開催会場:東京ポートシティ竹芝(「XR Kaigi 2026」会場内 XREALブース)
・応募期間:2026年11月2日(月)14:00〜11月22日(日)23:59
・当選発表:2026年11月23日(月・祝)より順次メールにて通知
【第3弾 大阪会場】
(グランドフィナーレ)
・開催日程:2026年12月19日(土)11:00〜19:00
・開催会場:PLAT UMEKITA – GALLERY(グラングリーン大阪 うめきた公園内 / 大阪府大阪市北区大深町)
・応募期間:2026年11月22日(日)00:00〜12月10日(木)23:59
・当選発表:2026年12月11日(金)より順次メールにて通知
応募方法特設サイト(https://www.xreal.com/jp/aura-tour)にアクセスし、希望都市・日時を選択の上、必要事項を入力してご応募ください。
注意事項※各会場ともに事前申し込み・オンライン抽選制にて実施いたします。
※体験枠終了後も会場内のオープン展示エリアをご利用いただけます。
※当選結果は当選者様へのメール連絡をもって代えさせていただきます。
※開催日程および会場は予告なく変更となる場合がございます。

実機を体験してみた

短い時間ですが、体験会で実際にAURAを体験してみましたが、なんといっても視野角70度は快適です。これまで、XREAL One ProなどでARグラスとしては広い視野角57度は経験しています。左右の見切れは感じつつ、こんなものかという印象だったのですが、AURAの70度はその見切れ感をほぼ感じません。

ハンドジェスチャーも秀逸で、スムーズに操作することができました。体験会での環境もありますが、コンピュートパックのケーブルの取り回しは若干邪魔だなとは感じましたが、これは実環境でどうなのか確認したいところです。基本的には、従来のスマートフォン+ARグラスと違いはありません。

▲左右にあるのが環境トラッキングカメラ、中央がAI認識カメラ
▲光学系はX Prism optics

XREAL AURAの主な仕様

項目内容(仕様)
OS/AIAndroid XR(Google Play対応)/Gemini
プラットフォームQualcomm Snapdragon Reality Elite/XREAL X1Sチップ
ディスプレイソニー製マイクロOLED(TÜVラインランド Eye Comfort認証取得)
解像度/リフレッシュレート片目1920×1200ピクセル/最大120Hz
視野角最大70度(X Prism optics)
光学方式光学シースルー、5段階の電子調光レンズ
トラッキング/センサー6DoF空間トラッキング、ハンドトラッキング、環境トラッキングカメラ×2、AI認識カメラ×1(プライバシー表示LED付き)
オーディオSound by Bose 指向性デュアルスピーカー
メモリー/ストレージ12GB RAM+256GB/16GB RAM+512GB
重量グラス本体95g未満、コンピュートパック約265g
バッテリー4455mAh(34.84Wh)、最大57W急速充電
インターフェース(コンピュートパック)USB Type-C×2(グラス接続専用/充電・DisplayPort映像入力兼用)
操作方式タッチパッド、ハンドトラッキング、音声、物理ボタン、キーボード、ゲームコントローラー
無線Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 5.3
フレームサイズM(IPD 60〜66mm)/L(IPD 66〜72mm)
同梱品グラス本体、コンピュートパック、グラス接続ケーブル、充電ケーブル、キャリングケース、クリップ、ノーズパッド(S/M/L)、度付きレンズ用インサートフレームなど(ランヤードは16GB+512GBモデルのみ)
価格(税込)22万9800円/26万9800円(年内は全額前払い予約で19万9900円/23万9900円)
発売日2026年11月27日14時(11月下旬から順次発送)

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