
XREALは2026年6月16日(米国時間)、AR/XR業界の展示会「AWE(Augmented World Expo)2026」に合わせて、Android XRを採用するXRグラス「XREAL AURA」の早期予約を開始しました。これまで「Project Aura」という開発コード名で公開されてきた製品が、正式に「AURA」として製品化される形です。発売は今秋を予定しているとのことです。
発売地域は、まず米国、英国、カナダ、韓国、日本の5か国とされています。欧州はその後に続く第2弾での展開になるとのことです。日本も初期の発売地域に含まれている点は、押さえておきたいところです。
AURAは、Googleの空間コンピューティングプラットフォーム「Android XR」と、AIアシスタント「Gemini」をベースに動作します。XREALのこれまでの製品はスマートフォンやPCに接続して映像を映す方式が中心でしたが、AURAは付属の「コンピューティングパック」(スマートフォン大の本体)と有線でつなぎ、これ単体でAndroid XRを動かす設計になっています。位置づけとしては、メガネ型でありながら、Samsungの「Galaxy XR」のような専用ヘッドセットに近い使い方を想定したデバイスだと言えそうです。
早期予約の条件
早期予約は、1万5000円(99ドル)のデポジット(予約金)を支払う形で受け付けています。この1万5000円は、製品発売時に3万円分の購入クレジットとして使えるため、実質的に1万5000円の割引が受けられる仕組みです。予約は米国・英国・日本のユーザーが対象で、XREAL公式サイト(https://www.xreal.com/jp/aura )から手続きできます。
このほか、発売初日の入手を希望する人向けに、4万5000円(299ドル)のデポジットを支払う上位の「Aura Founder Priority Pass」も用意されています。こちらは先着2000人限定で、シリアルナンバー入りの特別仕様と発売日当日の出荷が保証されるとのことです。

なお、製品の最終的な販売価格と、正確な発売日は現時点では公表されていませんが、本体価格は1500ドル(約24万円、税別)を超えないとのことです。
AURAのスペック
スペック面では、AURAはQualcommが新たに発表した「Snapdragon Reality Elite」プラットフォームを採用しています。XREALによれば、従来比で大きな性能向上と、デバイス内でのローカルAI処理に対応するとのことです。加えて、空間コンテンツを光学シースルー(OST)レンズ上に描画するための「XREAL X1S」コプロセッサーも搭載しています。

ディスプレイは70度の視野角(FOV)を確保し、フレーム前面のカメラによって3次元のハンドトラッキング(手の動きによるジェスチャー操作)に対応します。映像はカメラ越しの映像ではなく、ガラス越しに現実を見る光学シースルー方式となっており、周囲の様子を見ながらコンテンツを重ねて表示できる点が特徴です。
| 項目 | 内容(仕様) |
|---|---|
| 製品名 | XREAL AURA |
| プラットフォーム | Android XR(Geminiベース) |
| メインチップ | Qualcomm Snapdragon Reality Elite |
| コプロセッサー | XREAL X1S |
| ディスプレイ方式 | Xプリズム光学系 ソニー製マイクロOLED、1920×1200ピクセル(片目あたり)最大120Hzのリフレッシュレート |
| 視野角(FOV) | 70度 |
| 操作方式 | ハンドトラッキング(3次元・前面カメラ) |
| 給電・処理 | コンピューティングパック(有線接続) |
| 発売時期 | 2026年秋(予定) |
| 発売地域 | 米国・英国・カナダ・韓国・日本(欧州は第2弾) |
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