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オープンイヤー型オーバーヘッド耳スピーカー「nwm ONE」発売

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NTTソノリティは7月18日、nwmブランドの新製品でフラッグシップとなる「nwm ONE」を発売しました。実売価格は3万9600円。

nwm ONEは、「オープンイヤー型オーバーヘッド耳スピーカー」という、これまでにはなかったジャンルのヘッドホンです。コンセプトはUnmute the World。没入ではなく、周囲との共存を目指します。

nwmはこれまで、音を閉じ込めるPSZ技術を採用したイヤホン型の耳スピをリリースしていますが、nwm ONEはこれをヘッドホンに応用したもの。

形状的にはオーバーヘッドのオーバーイヤーヘッドホンにも見えますが、御覧の通りにカップはスカスカです。スピーカー部自体は耳から浮いており、これによりオープンイヤーを実現。もちろん、PSZ技術により、音漏れは最小限にとどまっています。

肝心の性能は、中高域用のφ12mmツイーターと低域用のφ35mmウーファーを搭載。それぞれ独立したアンプで駆動します。

なお、nwmの特許技術としては、音を閉じ込めるPSZのほか、通話時に自分の声のみをクリアに届ける「Magic Focus Voice」があります。Magic Focus Voiceを搭載する「nwm Voice Buds」は6月に発売されたばかりですが、この技術はnwm ONEにも搭載。両方を搭載しているのは、いまのところnwm ONEのみとなっています。

接続はBluetoothで、マルチポイントに対応。対応コーデックはSBC/AAC/LC3/CBSD/mSBC。バッテリー駆動時間は最大20時間。約1.5時間で満充電となります。

世界市場への展開を本格化

2019年からのコロナ禍では、リモート会議などによりイヤホンの利用が急増。それに伴い、長時間の利用による耳の圧迫や疲労感、装着時に周囲の音が聞こえないといった課題も顕著になりました。

こうしたことを受け、イヤホンの利用による没入ではなく、周囲との共存をコンセプトに、nwmブランドが2022年に誕生しました。

NTTソノリティの統計によると、オープンイヤーイヤホンの国内市場は、この1年で100%増加(9億円から18億円に増加)。

世界市場では、年平均8.34%で成長しており2030年には約5785億円に達すると予想しています。

nwmは、2023年から米国での展開を開始していますが、今年からはより具体的なアプローチを開始。中国市場にも参入するとのことです。

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