XREAL、若年層向け新ブランド「xbx」始動。第1弾ARグラス「xbx a01+」発売

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XREALは2026年7月6日、若年層向けのサブブランド「xbx(エックスビーエックス)」の立ち上げを発表し、第1弾製品となるARグラス「xbx a01+」を同日14時30分に発売しました。価格は4万3980円(税込)。XREAL公式ECサイト、AmazonのXREAL公式ストア、全国の家電量販店(一部店舗を除く)で購入できます。

発表会に登壇した同社の製品・エコシステム担当の高氏は、XREAL OneシリーズやGoogleと協業するXREAL Auraでブランドの立ち位置が固まりつつある一方、その手前の入り口となる製品が必要だとして、xbxを「未来に踏み込む最初のチケット」と位置づけています。ブランド名は「X by XREAL」に由来し、掲げるメッセージは「Just Play」。動画視聴やゲームを日常的に楽しむ層に向けた、はじめての一台という立ち位置です。

56〜62gの軽さと、交換できるフロントフレーム

本体の重さはフロントフレーム装着時で62g、取り外すと56gです。光学シースルー方式のARグラスとしては最軽量としています。発表会ではこの軽さを「AirPods Proと同じ重さ」と説明していました。

フロントフレームは気分に合わせて交換できる着脱式で、公式から3Dデータの提供も予定されています。3Dプリンターを持っていれば、オリジナルデザインのフレームを自作することもできるとのことです。

▲フロントフレームを取り外したところ
▲3Dプリントのフロントフレームを装着。もちろん、この状態では前は見えません

このほか、ノーズパッドは面積を広げて滑りにくくした新設計で、テンプルは寝転んだときに枕に当たりにくい形状としています。

▲テンプルはかなり柔らかめです
▲本体はうっすらと内部が透けるシースルー仕様
▲OSDはかなりシンプル

1600nitの輝度とHDR10に初対応

ディスプレイはSeeYa製のデュアルレイヤーMicro OLEDで、解像度は1920×1080ピクセル(3D表示時は3840×1080ピクセル)、リフレッシュレートは最大120Hzです。仮想スクリーンサイズは4m先に147インチ相当、視野角は50度となっています。

▲光学系は、一般的なBardbath仕様

最大輝度は1600nitで、14段階の調整が可能です。屋外でも視認できる明るさを確保しつつ、寝る前の暗い部屋でも使えるよう調整幅を持たせたとしています。またHDR10に対応し、SDRコンテンツをAIでHDR変換する機能も搭載。10bit表示(約10.7億色)、145% sRGB、ΔE<2という色再現性をうたっています。

移動中の視聴を想定した手ブレ補正

移動中や「ながら視聴」を想定した手ブレ補正モードを搭載します。AIで姿勢を予測しながら120Hzでレンダリングする仕組みで、電車内や、寝転んで何かを食べながらの視聴でも画面の揺れを抑えるとのことです。なお、ホストデバイスが120Hz以上の出力に対応している場合に有効化を推奨するとしています。

このほか、TÜV RheinlandのEye Comfort(5つ星)、Low Blue Light、Flicker-freeの認証を取得。スピーカーは2基で、4種のサウンドモードと3Dサラウンドに対応します。接続はUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode)です。開発者向けには既存のXREAL SDKで作成したAPKがそのまま動作し、SDKも同時に更新される予定としています。

スペック

項目内容
ディスプレイSeeYa デュアルレイヤーMicro OLED
解像度1920×1080ピクセル(2D)/3840×1080ピクセル(3D)
リフレッシュレート最大120Hz
最大輝度1600nit(14段階調整)
視野角50度
仮想スクリーン4m先に147インチ相当
色再現性約10.7億色、145% sRGB、ΔE<2
HDRHDR10/AI SDR-HDR変換
オーディオスピーカー×2、4種のサウンドモード、3Dサラウンド
インターフェースUSB Type-C×1(DisplayPort Alt Mode)
対応IPD54.5〜74.5mm
重さ62g(フロントフレーム装着時)/56g(取り外し時)
本体サイズ16.8×5.2×14.5cm
認証TÜV Rheinland Eye Comfort(5つ星)、Low Blue Light、Flicker-free
価格4万3980円(税込)

付属品はグラス本体のほか、着脱式フロントフレーム(装着済み)、遮光カバー、キャリングケース、USB-Cケーブル、ノーズパッド(S/M/L、M装着済み)、クリーニングクロス、クイックスタートガイド、保証書です。

なお、度付きのインナーフレームは別売りで、いつものようにJUN GINZAで作成可能とのことです。

「かっこいいから掛ける」を目指すARグラス

発表会で高氏は、輝度やbit数といったスペックの説明を重ねたうえで、数字そのものより「持ち運べる大画面を、どんな場所でも、どんな姿勢でも体験できる」ことを伝えたいと話していました。ガジェット好きだけが手に取る製品ではなく、一般の人が「かっこいい」という理由で掛けられるファッションアイテムにしたい、という説明です。氏自身も、この軽さなので家の中ではほぼ毎日かけっぱなしで、外すことは滅多にないと話しています。

ターゲットとして挙げたのは若い世代だけではありません。ARグラスをまだ試したことがなく、操作もわからないという人にこそ「とにかく掛けて使ってほしい」として、ブランドメッセージの「Just Play」につなげていました。4万3980円という価格も、エントリーモデルとして手に取りやすい水準を意識して設定したとのことです。

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