TCLとの契約終了で、端末事業からは撤退するかと思われたBlackBerryですが、あらたに米スタートアップのOnwardMobilityと提携。OnwardMobilityが2021年前半に、物理キーボードを備えた5G端末を北米と欧州で発売すると発表しました。
BlackBerryとTCLの提携が8月に終了。BlackBerry端末は事実上の終了か?
BlackBerryは2月3日、TCLとのパートナー契約が2020年8月31日に終了し、以降、TCLからBlackBerry端末は販売されないと発表しました。 現在のBlackBerry端末はTCLが製造・販売を行っており、BlackBer...
OnwardMobilityが製品計画と市場開発を行い、Foxconnの子会社であるFIH Mobileがデバイスの設計、製造を担当します。
「物理キーボードを搭載する5G対応のAndroidスマートフォン」以外の情報はありませんが、OnwardMobilityのCEO、Peter Franklin氏は「日常的なデバイスであること」を重視しているとのこと。それは、一流のカメラや日常使いの端末に期待されるスペックを意味するのと同時に、競争力のある価格設定になるともしており、ミドル~ハイミドルな端末になるようです。
はたしてどのような端末が登場するのか、期待したいところですが、私個人としては、縦長液晶に物理キーボードは不釣り合いだと思っています。できたら、往年のBlackBerry Boldのようにアスペクト比4:3くらいの横長ディスプレイになってくれたら……と思っています。むしろ、BlackBerry Bold 9790の筐体にAndroidを入れてくれたらそれで満足です。
ともあれ、今後出てくるであろう追加情報を楽しみにしていたいところです。
via: The Verge
source: OnwardMobility