Shokz「OpenFit Pro」発表。耳を塞がないのにノイズを低減する新フラッグシップ

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Shokzは4月6日、2026年春の新製品発表会を開催し、オープンイヤー型イヤホンの新フラッグシップモデル「OpenFit Pro」を発表しました。価格は税込3万9880円で、4月22日に発売予定。4月7日より予約販売が開始されます。カラーはブラックとホワイトの2色展開です。

販売チャネルはShokz公式オンラインストアおよび全国主要家電量販店。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのECモールについては現在調整中とのことです。

オープンイヤーイヤホン「OpenFit Pro」

OpenFit Proは、1月のCES 2026でグローバル発表されていたモデル。耳を塞がないオープンイヤー型でありながら、ノイズ低減機能「フォーカスモード」を搭載しているのが特徴です。

新音響技術「Shokz SuperBoost」

音質の核となるのが、新開発の音響技術「Shokz SuperBoost」。超大型デュアルダイヤフラムドライバーを搭載しており、2つの振動板が対照的に動く同期型デュアルダイヤフラム構造を採用しています。

振動板には航空宇宙グレードのアルミニウムPMIドームキャップを採用。非常に軽量ながら高い強度を持ち、最大40kHzまでの高周波振動に対応するとのこと。また、高品質シリコンダイヤフラムにより、低音域で発生しやすい歪みを大幅に低減しています。

前モデルのOpenFit 2+との比較では、より広い周波数帯域に対応し、低音のパワーが50%以上向上。音の歪みは約87.5%低減されているとしています。

フォーカスモード

オープンイヤー型イヤホンの課題として、「もう少し音に集中できる機能が欲しい」「周りが騒がしいと音量を上げないと聞こえない」というユーザーの声がありました。しかし、耳を塞がない構造上、物理的にノイズを遮断できないというトレードオフがあります。

これを解決するのが、新搭載のフォーカスモードです。精密に設計された3つのマイク(トリプルマイクシステム)を搭載しており、それぞれ異なる役割を担います。

  • 周囲の環境音を検知するマイク
  • 風切り音や髪の接触音などの細かなノイズを抑制するマイク
  • 耳の中のノイズをモニタリングするフィードバックマイク

このトリプルマイクシステムと適応型アルゴリズムが連動し、周囲のノイズ環境をリアルタイムで解析。不要なノイズを自動で抑制します。

タッチ&トライの会場で実際に試してみましたが、オープンイヤーでありながら、ANCに近い遮音性を発揮します。完全に遮音するわけではなく、周囲の音も聞こえるのですが、騒音は数段抑えられます。ただ、フォーカスモードを有効にすると、ANC特有の圧迫感や閉塞感に近いものも感じます。オープンイヤーの解放感と相反する感覚なので、人によっては苦手と感じるかもしれません。

そのほかの特徴

Dolby Atmosのヘッドトラッキングにも対応しており、頭を動かしても音の空間が周囲に固定されるリアルな音場体験が可能です。EQモードは7種類(スタンダード、ボーカル、低音強め、高音強め、プライベートモード+カスタム2つ)を用意しています。

最薄部は壁厚0.35mmの極薄設計で、ニッケルチタン合金とウルトラソフトシリコン2.0による快適な装着感を実現。装着検知機能も搭載しており、イヤホンを外すと自動で再生が停止、再装着で再生が再開します。

バッテリーはフォーカスモード使用時で最大6時間、フォーカスモードなしで最大12時間の再生が可能です。

通話性能も強化されており、トリプルマイクシステムとAIアルゴリズムにより、風速約25mの風の中でも安定した通話品質を実現するとのことです。

先行予約キャンペーン(公式オンラインストア限定)

2026年4月7日(火)~2026年4月21日(火)の期間中、、公式オンラインストアにて「OpenFit Pro」を予約した人に、追加料金なしで豪華特典が付属する特別ギフトボックスへアップデートするキャンペーンが開催されます。ホワイト・ブラックの2色展開で、合計300セットの数量限定となっています。

<限定ギフトボックス|同梱物>
1.OPENFIT PRO 本体×1
2.Shokz専用ワイヤレス充電器(置くだけ充電対応)
3.公式サイト限定OPENFIT PROキャリングケース

<さらに嬉しい2つの限定特典>
【安心のサポート】通常保証に加えて、さらに1年間の延長保証を適用。
【会員限定】Shokz会員限定で「ポイント2倍還元(実質還元率10%)」を実施。
※本ギフトボックスは300セット限定です。なくなり次第終了となります。

Shokzの近況 ── BCNランキング2部門でNo.1を獲得

発表会ではShokzジャパンCMOの富田健斗氏が登壇し、ブランドの近況についても紹介がありました。

▲Shokz Japan CMO 富田氏

Shokzは2025年のBCNランキングデータにおいて、左右分離クリップ型と骨伝導型の2カテゴリで販売台数ナンバーワンを獲得(※2025年1月-12月 BCNランキングデータ「マイク付きヘッドホン(ヘッドセット)」より「骨伝導型」/「左右分離クリップ型」を抽出、自己集計)。世界60の国と地域で累計2000万台以上を販売し、2万8000以上の店舗で取り扱われています。また、世界で5500件以上の特許を保有しているとのこと。

ブランドとしての大きな変化としては、2026年2月よりサカナクションの山口一郎氏をShokz JAPANのブランドアンバサダーに迎えたことが紹介されました。もう一人のアンバサダーであるマラソンの大迫傑選手とともに、音楽とスポーツの両面からオープンイヤーの普及を目指すとしています。

発表会では、販売台数ナンバーワン達成を記念したくす玉開花セレモニーも行われ、山口氏が「おめでとうございます!」の掛け声とともにくす玉を開花させました。

山口一郎氏とのトークセッション

発表会後半では、サカナクション 山口一郎氏と富田CMOによるトークセッションが行われました。

「つけたまま寝ちゃうぐらい自然」

登場時からOpenFit Proを装着していた山口氏。つけ心地について「本当に自然で、今までのShokz製品の中でも特に自然に装着できる。このまま寝ちゃうぐらい」と語りました。「アンバサダーだから言ってるわけじゃなくて、本当に1日中つけている」とのこと。

ちなみに山口氏は「耳がむちゃくちゃ大きい」そうで、ライブで使うイヤモニの耳型を取る際に「NBA選手ぐらい大きい」と言われたことがあるのだとか。どんなイヤホンも耳に合わなかったそうですが、オープンイヤー型はそれがまったく関係ないため、非常に助かっているそうです。

音質について

オープンイヤー型は音質が落ちるイメージで敬遠している人もいるのでは、という話題に対し、山口氏は「Proになって大幅に音質が改善されている。レコーディングのリファレンスとして使うところまでは行っていないが、鑑賞としては何の問題もない音質」と評価。「低音をどう再現するかという課題に新しい形でチャレンジしている姿勢が、ミュージシャンとしてポジティブに捉えている」と述べました。

フォーカスモードを絶賛

山口氏がおすすめ機能として真っ先に挙げたのがフォーカスモード。「オープンイヤーの良さは外部の音を聴きながら音楽を楽しめるところ。ちょっと矛盾しているけれど、外部の音を多少抑えながら聴ける機能を作れないかとずっと富田さんと話していた」とのこと。

実際に新幹線や飛行機で使用した感想として、「以前はオープンイヤーだと外部の音で聞こえにくい瞬間があったが、フォーカスモードでかなり軽減された。外の音が聞こえないわけじゃないけれど、オープンイヤーの良さを残しながら音が保証できる、画期的な機能」と高く評価していました。

オープンイヤーとの出会い

山口氏がオープンイヤー型イヤホンを使い始めたきっかけは、もともとウェアラブルスピーカー(肩にかけるタイプ)を使っていたこと。ライブでも使えるのではないかと調べる中でオープンイヤー型に出会い、作業中に落としたり肩が疲れたりする問題がなく、外部の音も聞きながら音楽が聴けることに魅力を感じて使い始めたそうです。

初めて装着したときの感想は「楽、自然、つけていることを忘れる」。当初はつけていることを忘れて、その上からヘッドホンをしてしまうこともあったとか。

Shokzの魅力を一言で

「Shokzを知らない人に一言で魅力を伝えるなら?」という質問に対し、山口氏が書いたのは「楽」の一文字。「楽に使えるし、楽しめるものでもある。つけたまま寝ちゃうこともあるくらい自然で、通話もできるし、マイク性能もアップしている。使ったことがない人にぜひこの『楽』を実感してもらいたい」と語りました。

富田CMO も「朝つけて、1日中つけた後、お風呂に入るまで忘れちゃうこともある」と応じると、山口氏は「俺、お風呂でも使ってる。窓を開けて音楽をかけると外に漏れるのが嫌だから、つけたままお風呂に入る」と、文字通り1日中つけっぱなしであることを明かしていました。

「自分にとってShokzとは新しい習慣」

「山口さんにとってShokzとは?」という問いには「新しい習慣」と回答。「使ってみるといろんな驚きがあって、自然に生活の中に溶け込んでくる。Shokzをつけて、寝る時に外す。常に手元にある。旅先にも持っていく。そういった新しい習慣として自分の中に存在している」と話しました。

新生活におすすめの使い方は「自炊」

新生活を始める人におすすめしたい使い方として、山口氏が挙げたのは意外にも「自炊」。「料理をして、食べて、片付けるのは結構大変。でもShokzをつけたまま洗い物をするときに野球中継を見ると、洗い物が楽しみになる」とのこと。「スポーツ観戦にもオープンイヤーはいい。音質も良くなったので臨場感もある」と語りました。

料理中も外さないことで、お湯が沸いた音やインターホンの音にも気づけるのがオープンイヤーの強み。「45歳で独身なので自炊は手慣れたもの」と笑いを誘う場面も。

ライブでの活用も構想

個人的な構想として、山口氏はライブでの活用にも言及。「曲と曲の間の無音の瞬間に、観客全員がオープンイヤーをつけていて、波の音が聞こえてきて、それに合わせて音楽が始まっていくような演出ができるのでは」とアイデアを披露していました。

コラボアクセサリーの可能性も?

トークの中では、山口氏からShokzへの提案として「スマホの背面にカチャっとつけられるケースのようなものがあれば、ポーチとしてカバンに引っ掛けて持ち歩ける」というアイデアも飛び出しました。富田CMOは「全力で取り組みたい」と前向きな姿勢を見せており、今後コラボアクセサリーが実現する可能性もありそうです。

ちなみに富田CMOは元漁師で、北海道・網走でホタテとサケを獲っていたという異色の経歴の持ち主。山口氏は「サカナクションだし、北海道出身だし、なんか魚のデザインとか作ってくださいよ」と盛り上がる一幕もありました。

最後のメッセージ

最後に山口氏は「オープンイヤー型イヤホンを使ったことがない方は、ぜひShokzのイヤホンを使ってみてほしい。今まで体感したことがない新しい世界が広がると思う。自分はミュージシャンとして、音楽を作るときは高音質のイヤホンやヘッドホンを使うが、インプットするときにはShokzを使っている。皆さんの人生の中で何かインプットをするとき、このShokzのイヤホンを使ってほしい」とメッセージを送っていました。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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